主張に合う支え方を選ぼう
このレッスンの役割と目標
ここまでに、理由・例・比較を一つずつ作りました。このレッスンでは、三つ全部を機械的に使うのではなく、主張と読み手の疑問に最も合う一つを選びます。
目標は、主張を一文で示し、読み手が次に知りたいことを考え、理由・例・比較の一つで二〜三文の短い説明を作ることです。
例でつかむ:読み手の疑問から選ぼう
| 読み手が知りたいこと | 選ぶ支え | 入口の例 |
|---|---|---|
| なぜそう言えるのか | 理由 | because ... |
| 実際にはどんな場面か | 例 | For example, ... |
| 別の選択肢とどう違うか | 比較 | ... than ... |
主張:Studying with a friend can be helpful.
理由で支えるなら:
Studying with a friend can be helpful because we can explain difficult ideas to each other.
例で支えるなら:
For example, my friend and I check each other's answers before a test.
比較で支えるなら:
It is sometimes more motivating than studying alone.
どれも使えますが、問題の条件や前後の文で必要な役割が変わります。
二〜三文の基本形
短い英作文では、次の形が安定します。
- 立場・主張を一文で示す
- 選んだ支えを一つ示す
- 必要なら結論や効果を一文加える
I think our school should have more water stations. Students need water after exercise. For example, many club members now walk to one small sink.
この例は理由と例を使っていますが、それぞれ主張との関係があります。文数の条件が短ければ、より強い一つにしぼります。
量ではなくつながりを強くしよう
I like the library. It is on the second floor. My bag is blue. Books are interesting.
情報は多いのですが、「図書館が好き」という主張をどの文がどう支えるかが弱いです。
I like the library because it is quiet. For example, I can concentrate on my homework there.
二つの支えが主張へつながり、読み手は理由と具体的な場面を理解できます。
選択の四手順
- 主張の中心語に線を引く
- 問題が理由・例・比較を指定していないか確認する
- 読み手の疑問を一つ予想する
- その疑問へ最短で答える支えを選ぶ
指定がある問題では必ず従います。自由英作文では、自分が具体的に説明できる支えを選ぶと、暗記表現だけの文になりにくくなります。
よくある間違い
どんな話題でも同じ because it is important を使うと、主張固有の理由になりません。「何にとって、どう重要か」まで具体化します。
また、理由・例・比較を全部入れようとして一文が長くなることがあります。まず一つを明確につなぎ、条件や時間に応じて追加します。
自分で確かめよう
確認1:「実際にどんな省エネ行動か」を示したいとき、何を選びますか
例を選びます。`For example, we can turn off unused computers.` などと具体化します。確認2:支えを選ぶとき、最初に何を明確にしますか
自分の立場・主張の中心です。支えはその主張との関係で決まります。確認3:詳しい文を多く書けば、必ず説明が強くなりますか
いいえ。主張との関係が明確な一つの支えの方が、無関係な複数の文より強く伝わります。まとめと次の一歩
理由・例・比較は、読み手の疑問に応じて選びます。主張を先に明確にし、最も直接つながる一つを使いましょう。次は、文法だけでなく主張と支えの論理にずれがないか診断します。
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