LESSON 01

まとまりを使ってすばやく話そう

場面の合図から一つのまとまりを取り出そう

手渡し、依頼、提案、賛否などの場面カードから中心表現を一つ想起する

場面の合図から一つのまとまりを取り出そう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンで、正確さを保った取り出しが流暢さの土台だと確認しました。今回は、英文や日本語訳ではなく、場面の合図から中心表現を一つ思い出します。

目標は、場面で何をする必要があるかを判断し、3〜5秒で一つのまとまりを声に出せることです。

例でつかむ:場面カードを意味の合図にしよう

場面 会話での仕事 中心表現の例
物を手渡す 手渡しを完成する Here you are.
相手へ丁寧に頼む 依頼する Could you ...?
提案に賛成する 賛成を返す Sounds good.
残念な知らせを聞く 共感する That's too bad.
条件によると伝える 即答を保留する It depends.

日本語訳をカードの表面に書くのではなく、「友達が試合に負けたと知らせる」のような場面を置きます。

一つだけ取り出す練習

場面:友達が「土曜日に図書館で勉強しよう」と提案した。

最初の仕事は賛成・反対を返すことです。賛成なら次を取り出します。

Sounds good.

この段階では、理由や時刻まで一度に言う必要はありません。中心が安定したら Let's meet at two. を加えます。

話題ではなく目的を読む

場面:友達が辞書を貸してほしいと頼んだ。

dictionary という話題から I study English. を思い出しても、会話の仕事に合いません。辞書を渡すなら次です。

Sure. Here you are.

同じ学校・英語の話題でも、依頼への受諾と手渡しという目的が表現を決めます。

練習手順

  1. 場面を一度読む
  2. 会話での仕事を一語で言う:依頼、賛成、共感など
  3. 中心表現を声に出す
  4. 答えを見て、場面・型・準備時間を別々に確認する
  5. 場面の人物や物を変えてもう一度行う

よくある間違い

日本語訳カードだけで練習すると、日本語を見ない場面で取り出せないことがあります。人・物・相手の直前発言を合図にします。

また、話題に関係する暗記文を返し、会話の目的へ答えないことがあります。「この発言で何をするのか」を先に決めます。

自分で確かめよう

確認1:友達が試合に負けたと知らせたときの中心表現は何ですか`That's too bad.` などで共感を示せます。
確認2:場面カードには日本語訳と何のどちらを置くとよいですか実際の出来事と会話の目的が分かる場面を置きます。
確認3:話題に関係する文なら、よい応答ですかいいえ。依頼・提案・共感など、その場面で必要な会話の仕事へ直接答える必要があります。

まとめと次の一歩

場面から表現を取り出すときは、話題ではなく会話の仕事を先に決めます。次は、日本語全文を作らず、短い意味の合図から英語へ進みます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。