語句選択・並べ替えで自然な組合せを見抜こう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、リスニングの中心語から発話のまとまりを再構成しました。今回は文字の問題に戻り、バラバラの単語を一語ずつ動かすのではなく、自然なまとまりを先に作ります。
目標は、動詞と名詞、形容詞と名詞、前置詞表現、句動詞、時と順序の表現をひと固まりにし、語句選択・並べ替え問題の自然な組合せを根拠つきで選ぶことです。
例でつかむ:日本語の「する」は一つの英語にならない
| 日本語 | 自然なまとまり | 不自然な選び方 |
|---|---|---|
| 宿題をする | do homework |
make homework |
| 間違える | make a mistake |
do a mistake |
| 写真を撮る | take a picture |
get a picture |
| 決定する | make a decision |
do a decision |
日本語の訳だけから動詞を選ぶのではありません。英語で実際によく一緒に使われる組合せを一単位として思い出します。
並べ替えは「小さな固まり」から始める
[ looking / am / forward / I / to / the festival ]
look forward toを固定表現として固めるamに合わせてam looking forward toにする- 主語
Iを前に置く - 楽しみにする対象
the festivalを後ろに置く
I am looking forward to the festival.
全語を一語ずつ動かすのではなく、am looking forward to と the festival のように、中間サイズのまとまりを作ってから文の骨格に組み込みます。
選択肢の判定は三段階
- 形:後ろに名詞・動詞の原形・
-ing形のどれが必要か - 組合せ:その動詞・形容詞・前置詞は自然に一緒に使われるか
- 意味:文全体の場面と伝えたい内容に合うか
よくある間違い
日本語の「する」を見て、直前に覚えた do や make を当てはめることがあります。日本語から一語を選ぶのではなく、目的語との自然な組合せを思い出します。
また、句動詞や前置詞表現の中間を切り、別の語を入れることがあります。代名詞の位置など例外はありますが、まず固定したまとまりとその型を保ちます。
自分で確かめよう
確認1:「間違える」に対して `do a mistake` と `make a mistake` のどちらを選びますか
`make a mistake` です。`make + a mistake` を自然なまとまりで覚えます。確認2:並べ替えでは、毎回一語ずつ位置を決めますか
いいえ。固定表現、コロケーション、名詞句などの小さなまとまりを先に作り、それらを文の骨格に組み込みます。確認3:選択肢は日本語の意味だけが合えば選べますか
いいえ。後ろに続く形、自然な組合せ、文全体の意味の三つを確かめます。まとめと次の一歩
語句選択と並べ替えでは、単語を一語ずつ動かさず、自然な組合せと固定表現を先に固めます。次は誤文訂正で、文全体を書き換えるのではなく、壊れたまとまりと最初のずれを特定します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。