固定部分と前置詞の後ろのスロットを分けよう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、前置詞が変わると型全体の意味も変わることを確かめました。今回は、定型表現を別の場面へ安全に使える形へします。
目標は、前置詞までを固定部分として保ち、その後ろだけを入れ替えるスロットとして見分けられることです。
前置詞は固定側に入る
be interested in science を三つの例で比べます。
be interested in sciencebe interested in musicbe interested in Japanese history
共通する be interested in が固定部分です。science などの興味の対象がスロットです。
| 型 | 固定部分 | 入れ替えるスロット |
|---|---|---|
be interested in science |
be interested in |
science |
wait for the bus |
wait for |
the bus |
the answer to the question |
the answer to |
the question |
前置詞をスロット側へ入れると、対象を替えるたびに前置詞まで選び直すことになり、誤りが増えます。
例題:一か所だけ替えよう
見本 Mika is good at tennis. を使い、「健は数学が得意です」を作ります。
- 固定する型を
be good at ...と決める。 - 主語を
Kenに替える。 - 得意な対象のスロットを
mathに替える。 - 主語に合わせてbe動詞を
isにする。 Ken is good at math.と完成する。
固定部分の意味を保ちつつ、be動詞など文法上必要な場所だけ調整します。
よくある間違い
be good [前置詞] [対象] のように前置詞を毎回選ぶ空所として覚えると、good in math などへ揺れやすくなります。基礎では be good at ... までを一つの型にします。
一方、例文全体を一字も変えられない形で覚えると再利用できません。保つ場所と替える場所を言葉で説明してから一文を作ります。
自分で確かめよう
確認1:`be afraid of dogs` の固定部分とスロットはどこですか
固定部分は `be afraid of`、スロットは恐れる対象 `dogs` です。確認2:`look for my key` の `for` をスロットとして替えてよいですか
探す意味で使うなら `look for` までを固定します。鍵以外の探す対象を後ろへ入れます。確認3:固定部分はいつも一字も変わりませんか
組み合わせと前置詞は保ちますが、be動詞や一般動詞は主語・時制に合わせて形を調整します。まとめと次の一歩
定型表現は前置詞までを固定し、後ろの対象だけをスロットとして替えます。次は、そのスロットへ名詞・代名詞・動作を表す -ing 形を正しく入れます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。