まとまりを場面と結び付けて覚えよう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンで、固定部分と入れ替えるスロットを見つけました。今回は、その型を必要な場面で取り出せる記憶にします。
目標は、語のまとまりを日本語一語訳だけで覚えず、誰が・いつ・何のために使うかという場面と結び付けられることです。
同じ日本語でも場面で英語が変わる
「見る」という訳だけを覚えると、look at、watch、see のどれを使うか決まりません。まとまりを場面と一緒に持つと選びやすくなります。
| 場面 | 使えるまとまり | 短い例 |
|---|---|---|
| 意識して一点へ目を向ける | look at ... |
Look at this picture. |
| 動きのあるものをしばらく見る | watch ... |
We watch a soccer game. |
| 視界に入り、見える | see ... |
I can see Mt. Fuji. |
最初から似た語を全部暗記する必要はありません。まず一つのまとまりについて、使う場面を具体的に思い浮かべます。
具体例:三点カードを作ろう
ask ... for help を覚えるカードを作ります。
- 場面: 問題が分からず、先生に助けを求める。
- まとまり:
ask my teacher for help - 一文:
I asked my teacher for help after class.
表に日本語訳だけを書かず、場面の絵や短い日本語の状況を書きます。裏では固定部分 ask ... for help と一文を見ずに言います。音声が用意されたら、聞いてからまねる練習も加えます。
よくある間違い
「一つのまとまりには日本語訳が一つ」と決めると、文脈で少し自然な訳が変わっただけで別物に見えます。take care of ... は場面により「世話をする」「管理する」「対処する」などと訳されますが、対象へ注意を向けて扱う共通部分があります。
訳は理解の助けです。記憶の中心は、英語の形と使用場面に置きます。
自分で確かめよう
確認1:`be late for school` はどんな場面と結び付けますか
登校時刻に間に合わず、学校へ遅れる場面です。`I was late for school today.` などの一文も添えます。確認2:カードの表に「頼む」とだけ書けば十分ですか
十分ではありません。誰に何を頼むのかという場面と、`ask 人 for 物` などの型を結び付けます。確認3:場面と結び付ける利点は何ですか
日本語訳を一語ずつ通さなくても、話す・書く必要が生じた場面から英語のまとまりを取り出しやすくなります。まとめと次の一歩
語のまとまりは、英語の形・使う場面・短い一文を三点セットにして覚えます。次は、場面だけを手がかりに、答えを見ずにまとまりを思い出します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。