LESSON 01

入試で使う語のまとまり総合確認

誤答を技能別に分類して復習ルートを作ろう

誤答を語の単位、組合せ、固定型、関係、取り出し、音・受容に分け、元セクションへ戻る

誤答を技能別に分類して復習ルートを作ろう

このレッスンの役割と目標

このセクションでは、長文、会話文、リスニング、語句選択、誤文訂正、英作文、スピーキングで語のまとまりを使いました。今回は問題を増やす前に、間違いを次の学習に変えます。

目標は、誤答を「語の単位」「自然な組合せ」「固定した型」「前後の関係」「表現の取り出し」「音・受容」に分類し、コース全体をやり直すのではなく、必要なセクションと技能へ戻ることです。

例でつかむ:点数ではなく「最初にずれた判断」を記録する

誤答の例 最初のずれ 技能分類 戻る先
look forward / to を別々に訳した まとまりの境界 語の単位 1・11・14
do a mistake を選んだ 動詞と名詞の組合せ 自然な組合せ 2・3
interested on と書いた 固定前置詞 固定した型 4・12
however 後も同じ方向と読んだ 対比の予測 前後の関係 9・10・14
面接で無関係な台本を話した 質問の意図から選べない 表現の取り出し 7・8・13
can'tcan と聞いた 小さな否定を検証しない 音・受容 2・4・14

「語句問題を間違えた」だけでは復習先は分かりません。何を根拠にどこで判断を誤ったかまで言葉にします。

誤答一件から復習ルートを作る

例:会話文の I'd love to, but ... を完全な賛成と判断した。

  1. 症状:後ろの理由を読まず、love だけで判断した
  2. 分類:発話の役割と接続関係
  3. 戻り先:「気持ち・賛否」と「文をつなぐ表現」
  4. 短い再練習:I'd like to, but ... を含む3つの会話で、最終的に参加するかを判断する
  5. 転移確認:I see your point, but ... でも、一部賛成と後ろの反対点を分ける

元の問題を丸暗記するのではなく、同じ誤解が別の表現でも起きないか確かめます。

誤答から最初のずれを診断し、短い復習と転移確認へ進む図 誤答、最初のずれ、戻り先、短い再練習、別の問題で転移確認の五段階が矢印でつながる。 誤答結果を記録 最初のずれ原因を分類 戻り先技能を選ぶ 再練習2〜3問 転移確認別の表現

一問だけで弱点を断定しない

一問の誤答は、その技能が完全に身についていない証明ではありません。読み間違い、焦り、設問の見落としなどの可能性もあります。

同じ中心技能を、直接問題、誤解を見分ける問題、別の文脈で使う問題の複数角度で確かめます。回答時間や再挑戦で修正できたかも診断材料にします。

よくある間違い

全ての誤答を「単語力不足」とし、単語帳を初めから見直すことがあります。組合せや接続関係が原因なら、単語を増やすだけでは修正できません。

また、一つの局所的なずれのために、コース全体を初めからやり直すことがあります。必要な技能へ短く戻り、別の問題で使えたら次へ進みます。

自分で確かめよう

確認1:`make homework` を選んだ誤りは、どの技能に分類しますか動詞と名詞の自然な組合せに分類し、「動詞と名詞のよくある組合せ」へ戻ります。
確認2:一問の誤答だけで、その技能が全くできないと断定しますかいいえ。同じ技能を直接・誤解判別・転移の複数問で確かめ、回答時間や再挑戦も見ます。
確認3:復習の後、同じ問題だけを解ければ完了ですかいいえ。別の表現や場面でも同じ技能を使えるか、転移確認をします。

まとめと次の一歩

誤答は点数を下げる記録ではなく、「次にどこを短く修正するか」を示す地図にできます。次の最終レッスンでは、全ての問題形式を混ぜ、技能の選択、根拠、結果、復習先まで含めてコース全体を確認します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。