can・could・mayを能力・依頼・許可で選ぼう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、目的と丁寧さから希望表現を選びました。今回は can / could / may を、能力・相手への依頼・自分の許可確認に分けます。
目標は、誰が行動するのかと会話の目的を先に決め、場面に合う主語と助動詞を選ぶことです。
例でつかむ:主語を見ると目的が見える
| 形 | 主な働き | 例 |
|---|---|---|
Can you + 動詞? |
相手へ依頼する | Can you open the window? |
Could you + 動詞? |
より丁寧に相手へ依頼する | Could you help me? |
Can I + 動詞? |
自分への許可を尋ねる | Can I use this chair? |
May I + 動詞? |
より丁寧・改まって許可を尋ねる | May I come in? |
主語 + can + 動詞 |
能力・可能を述べる | I can swim. |
同じ can でも、平叙文か疑問文か、主語が I か you かで会話の目的が変わります。
能力質問と依頼を区別しよう
Can you swim?
泳ぐ能力を尋ねています。自然な答えは Yes, I can. です。
Can you carry this box?
文法上は能力を尋ねられますが、箱を目の前にした場面では運んでほしい依頼になりやすいです。Sure. と答えて行動するのが自然です。
表現だけでなく、場面と相手の次の行動を見ます。
mayは主語に注意
自分の許可を丁寧に尋ねるなら次です。
May I ask a question?
May you help me? は、相手への依頼の基本形としては使いません。相手へ丁寧に頼むなら Could you help me? です。
応答まで一組で覚えよう
| 目的 | 質問 | 肯定応答 |
|---|---|---|
| 能力 | Can you ski? |
Yes, I can. |
| 依頼 | Could you wait here? |
Sure. / Of course. |
| 許可 | May I sit here? |
Yes, you may. / Of course. |
依頼へ Yes, I can. とだけ答えると、「できる」と言いながら行動を受けたか不明なことがあります。
よくある間違い
全てを「〜できますか」と訳し、能力質問として答えることがあります。現実の場面で相手に行動してほしいなら依頼です。
また、丁寧にしたいからと May you ...? を選ぶことがあります。自分の許可なら May I ...?、相手への丁寧な依頼なら Could you ...? を使います。
自分で確かめよう
確認1:相手へ丁寧にドアを閉めてもらうならどう言えますか
`Could you close the door?` と言えます。確認2:先生へ入室の許可を丁寧に尋ねるならどう言えますか
`May I come in?` と言えます。確認3:Can you help me?へYes, I can.だけでは不足することがあるのはなぜですか
依頼の場面では能力ではなく、助ける行動を受けるかを尋ねているからです。`Sure.` などが明確です。まとめと次の一歩
can / could / may は、誰が行動するかと、能力・依頼・許可の目的で選びます。次は三つの提案表現を、後ろの形と応答から使い分けます。
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