LESSON 01

似た表現の使い分け

can・could・mayを能力・依頼・許可で選ぼう

能力、相手への依頼、自分の許可確認を区別し、can、could、mayの丁寧さと主語を選ぶ

can・could・mayを能力・依頼・許可で選ぼう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは、目的と丁寧さから希望表現を選びました。今回は can / could / may を、能力・相手への依頼・自分の許可確認に分けます。

目標は、誰が行動するのかと会話の目的を先に決め、場面に合う主語と助動詞を選ぶことです。

例でつかむ:主語を見ると目的が見える

主な働き
Can you + 動詞? 相手へ依頼する Can you open the window?
Could you + 動詞? より丁寧に相手へ依頼する Could you help me?
Can I + 動詞? 自分への許可を尋ねる Can I use this chair?
May I + 動詞? より丁寧・改まって許可を尋ねる May I come in?
主語 + can + 動詞 能力・可能を述べる I can swim.

同じ can でも、平叙文か疑問文か、主語が Iyou かで会話の目的が変わります。

能力質問と依頼を区別しよう

Can you swim?

泳ぐ能力を尋ねています。自然な答えは Yes, I can. です。

Can you carry this box?

文法上は能力を尋ねられますが、箱を目の前にした場面では運んでほしい依頼になりやすいです。Sure. と答えて行動するのが自然です。

表現だけでなく、場面と相手の次の行動を見ます。

mayは主語に注意

自分の許可を丁寧に尋ねるなら次です。

May I ask a question?

May you help me? は、相手への依頼の基本形としては使いません。相手へ丁寧に頼むなら Could you help me? です。

応答まで一組で覚えよう

目的 質問 肯定応答
能力 Can you ski? Yes, I can.
依頼 Could you wait here? Sure. / Of course.
許可 May I sit here? Yes, you may. / Of course.

依頼へ Yes, I can. とだけ答えると、「できる」と言いながら行動を受けたか不明なことがあります。

よくある間違い

全てを「〜できますか」と訳し、能力質問として答えることがあります。現実の場面で相手に行動してほしいなら依頼です。

また、丁寧にしたいからと May you ...? を選ぶことがあります。自分の許可なら May I ...?、相手への丁寧な依頼なら Could you ...? を使います。

自分で確かめよう

確認1:相手へ丁寧にドアを閉めてもらうならどう言えますか`Could you close the door?` と言えます。
確認2:先生へ入室の許可を丁寧に尋ねるならどう言えますか`May I come in?` と言えます。
確認3:Can you help me?へYes, I can.だけでは不足することがあるのはなぜですか依頼の場面では能力ではなく、助ける行動を受けるかを尋ねているからです。`Sure.` などが明確です。

まとめと次の一歩

can / could / may は、誰が行動するかと、能力・依頼・許可の目的で選びます。次は三つの提案表現を、後ろの形と応答から使い分けます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。