文と文の関係を先に見つけよう
このレッスンの役割と目標
前のセクションでは、主張を理由・例・比較で支えました。ここでは、短い段落の中で文と文がどうつながるかを広く扱います。
最初の目標は、接続表現を暗記から選ぶ前に、後ろの文が前の文へ何をしているかを判断することです。
例でつかむ:六つの関係を問いにしよう
| 関係 | 後ろの文がすること | 表現の例 |
|---|---|---|
| 追加 | 同じ方向の情報を足す | and, also, in addition |
| 対比 | 違いや予想外を示す | but, however |
| 原因・結果 | なぜ、またはその結果を示す | because, so, therefore |
| 順序 | 手順や出来事の順を示す | first, then, finally |
| 時・条件 | いつ、どんな場合かを示す | when, before, if |
| 例示・説明 | 具体例や言い換えを示す | for example, in other words |
The park is small. However, many people visit it.
「小さいなら訪れる人も少ない」という予想に反し、多くの人が来ます。二文の関係は対比です。
The park is small. In addition, it has no playground.
こちらは特徴を同じ方向へ追加しています。
接続語を隠して関係を言おう
空所問題では、最初に選択肢を見ず、二文を自分の言葉でつなぎます。
I missed the bus. ( ), I was late for school.
「バスに乗り遅れた。その結果、遅刻した」と言えるので結果です。So や文の形に応じて Therefore が候補になります。
同じ日本語訳を持つ表現でも、文中での置き方は異なることがあります。まず意味関係、次に文法上の形・位置という順で点検します。
よくある間違い
日本語で「そして」と訳せるから、すべて and にすることがあります。しかし後ろの文が反対方向なら but、結果なら so が関係を明確にします。
また、難しい接続語ほどよい文章になるわけではありません。読み手が二文の関係を迷わずたどれる、最も基本的で正確な表現を選びます。
自分で確かめよう
確認1:後ろの文が前の文と反対方向なら、六つのどの関係ですか
対比です。`but` や `however` などが候補になります。確認2:接続表現を選ぶ前に何をしますか
二文の意味を読み、後ろの文が追加・対比・結果など何をしているかを判断します。確認3:難しい接続表現を多く使えばよい段落になりますか
いいえ。関係を正確に示し、読み手が流れを追えることが優先です。まとめと次の一歩
接続表現は、文同士の関係を見えるようにする案内標識です。先に追加・対比・原因結果・順序・条件・例示説明を判断します。次は同じ方向の情報を足す表現を使い分けます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。