LESSON 01

文をつなぐ表現

文と文の関係を先に見つけよう

追加・対比・原因結果・順序・条件・例示説明の関係を、接続語を入れる前に判断する

文と文の関係を先に見つけよう

このレッスンの役割と目標

前のセクションでは、主張を理由・例・比較で支えました。ここでは、短い段落の中で文と文がどうつながるかを広く扱います。

最初の目標は、接続表現を暗記から選ぶ前に、後ろの文が前の文へ何をしているかを判断することです。

例でつかむ:六つの関係を問いにしよう

関係 後ろの文がすること 表現の例
追加 同じ方向の情報を足す and, also, in addition
対比 違いや予想外を示す but, however
原因・結果 なぜ、またはその結果を示す because, so, therefore
順序 手順や出来事の順を示す first, then, finally
時・条件 いつ、どんな場合かを示す when, before, if
例示・説明 具体例や言い換えを示す for example, in other words

The park is small. However, many people visit it.

「小さいなら訪れる人も少ない」という予想に反し、多くの人が来ます。二文の関係は対比です。

The park is small. In addition, it has no playground.

こちらは特徴を同じ方向へ追加しています。

接続語を隠して関係を言おう

空所問題では、最初に選択肢を見ず、二文を自分の言葉でつなぎます。

I missed the bus. (   ), I was late for school.

「バスに乗り遅れた。その結果、遅刻した」と言えるので結果です。So や文の形に応じて Therefore が候補になります。

同じ日本語訳を持つ表現でも、文中での置き方は異なることがあります。まず意味関係、次に文法上の形・位置という順で点検します。

よくある間違い

日本語で「そして」と訳せるから、すべて and にすることがあります。しかし後ろの文が反対方向なら but、結果なら so が関係を明確にします。

また、難しい接続語ほどよい文章になるわけではありません。読み手が二文の関係を迷わずたどれる、最も基本的で正確な表現を選びます。

自分で確かめよう

確認1:後ろの文が前の文と反対方向なら、六つのどの関係ですか対比です。`but` や `however` などが候補になります。
確認2:接続表現を選ぶ前に何をしますか二文の意味を読み、後ろの文が追加・対比・結果など何をしているかを判断します。
確認3:難しい接続表現を多く使えばよい段落になりますかいいえ。関係を正確に示し、読み手が流れを追えることが優先です。

まとめと次の一歩

接続表現は、文同士の関係を見えるようにする案内標識です。先に追加・対比・原因結果・順序・条件・例示説明を判断します。次は同じ方向の情報を足す表現を使い分けます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。