文の骨格と前置詞・接続語から読む境界を見つけよう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、英語を意味の役割ごとに受け取りました。ここでは、「どこで切ればよいか」を勘ではなく、文の形から判断します。
目標は、主語と述語動詞の骨格を保ちながら、前置詞句、to不定詞、接続語、句読点を境界の手がかりにできることです。
例でつかむ:まず文の骨格を保つ
Our science teacher / showed us / an interesting experiment / in the laboratory.
Our science teacher が主語、showed が中心の動詞です。主語の途中や、動詞と必要な目的語の間を無理に切ると、だれが何をしたのかを見失います。
| 手がかり | 後ろに来やすい役割 | 例 |
|---|---|---|
| 前置詞 | 場所・時・対象など | in the laboratory |
to + 動詞 |
目的・これからすることなど | to learn about light |
| 接続語 | 理由・条件・対比など | because it was raining |
| コンマ | 追加情報や文頭のまとまり | After lunch, |
境界を置く四手順
- 誰・何がに当たる主語を囲む
- 中心の動詞を見つける
- 動詞が必要とする語をつなげる
- 前置詞・to不定詞・接続語・句読点から、追加情報の境界を考える
After school, / Yuki went to the library / to find a book about space.
After school は時、Yuki went to the library は中心の出来事、to find a book about space は目的です。to the library は went の行き先なので、ここでは中心のまとまりに入れています。
境界は一つとは限らない
I talked with a student / from Canada / after the game.
from Canada は a student を説明し、after the game は話した時を表します。細かく理解するときは3つに分けられますが、初めの速読では I talked with a student from Canada / after the game. と大きく分けても意味をつかめます。
大切なのは、切り方を一つの正解として暗記することではなく、どの語がどの情報につながるかを説明できることです。
よくある間違い
The boy with a red cap を The boy / with / a red cap のように、前置詞が出ただけで必ず切ることがあります。with a red cap は少年を特定する説明なので、誰かをつかむときは主語とまとめてよいでしょう。
また、主語の後に長い説明があると、説明中の動詞を文全体の動詞と思うことがあります。文全体で「誰がどうする」になる骨格を確かめます。
自分で確かめよう
確認1:境界を考える前に保つべきものは何ですか
主語と中心の動詞を中心とする文の骨格です。確認2:前置詞が出たら必ずその前で切りますか
いいえ。後ろのまとまりがどの語を説明し、どんな役割を持つかで判断します。確認3:`Because I was tired, / I went to bed early.` の前半の役割は何ですか
後半の行動の理由です。まとめと次の一歩
文の骨格を保ち、前置詞、to不定詞、接続語、句読点を手がかりにすると、意味の境界を根拠つきで置けます。次は、句動詞やコロケーションなど、内部を切ると意味が壊れるまとまりを扱います。
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