LESSON 01

直訳しにくい慣用表現

日常行動の決まり表現を一つの動作として捉えよう

have a good time、take care of、be in time、be good atなどを場面・意味・文の型の三点で使う

日常行動の決まり表現を一つの動作として捉えよう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは、段落の流れを案内する固定表現を読みました。ここでは、日常の行動や状態を表す数語のまとまりを、一つの意味として使います。

目標は、have a good timetake care ofbe in timebe good at を、場面・全体意味・後ろの型の三点で再現できることです。

例でつかむ:一語ずつではなく三点セットで覚えよう

表現 全体の意味 後ろの型 場面例
have a good time 楽しい時間を過ごす 必要なら場所・時を加える 旅行、行事、集まり
take care of ... 〜の世話をする 人・動物・物 留守中のペット
be in time for ... 〜に間に合う 行事・乗り物など 電車、授業、試合
be good at ... 〜が得意だ 名詞 / 動名詞 教科、運動、行動

We had a good time at the school festival.

have を「持つ」と直訳せず、「楽しく過ごした」という一つの経験として読みます。過去なので had に変わっていますが、まとまりの中心は保たれます。

固定部分と入れ替え部分

日常表現の固定部分と入れ替え部分 take care ofを固定部分として、my dog、the plants、your brotherなどの対象を後ろに入れ替える構造を示しています。 take care of 固定する中心 my dog the plants your little brother

固定部分を守り、対象だけを入れ替えると新しい場面へ使えます。

後ろの形まで含めて使おう

Mika is good at tennis.

名詞を置いています。

Mika is good at playing tennis.

行動を置くときは playing のような動名詞にします。at play と原形を直接置きません。

We arrived in time for the opening ceremony.

in time for + 行事 で「その行事に間に合って」です。on time は予定された時刻どおりという意味で使われ、詳しい使い分けは次のセクションで扱います。

よくある間違い

havetakebe を一語の日本語へ置き換え、全体を組み立てようとすることがあります。まとまりで一つの場面を表すため、最初から全体意味を思い出します。

また、good in tennistake care for my dog のように前置詞を似た語へ変えると型が崩れます。固定部分は音読して一続きで思い出します。

自分で確かめよう

確認1:「旅行を楽しく過ごしました」をどう言えますか`We had a good time on the trip.` などと言えます。
確認2:「弟の世話をする」の固定部分と対象は何ですか固定部分は `take care of`、対象は `my little brother` などです。
確認3:`She is good at play the piano.` を直してください`She is good at playing the piano.` とします。前置詞 `at` の後ろでは動名詞を使います。

まとめと次の一歩

日常行動の決まり表現は、場面・全体意味・後ろの型を三点セットで覚えます。固定部分を守り、対象だけを入れ替えましょう。次は、これらを記録し、場面から思い出す練習へ進みます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。