感情・意見・賛否を区別して伝えよう
このレッスンの役割と目標
前のセクションでは、質問の目的に合う応答を選びました。このセクションでは、その応答の中で自分の気持ちや考えを伝え、相手の考えへ賛成・反対を返せるようにします。
最初の目標は、「いま何を伝えたいのか」を感情・意見・賛否の三つに分けることです。日本語ではどれも「私は〜です」「私は〜と思います」と似て見えますが、英語では役割に合う入口を選ぶと伝わりやすくなります。
三つの役割を地図にしよう
| 伝えたいこと | 自分への問い | 表現の入口 |
|---|---|---|
| 感情 | 自分はいま、どんな気持ちか | I'm happy. I'm worried. |
| 意見 | その物事を、どう判断するか | I think ... In my opinion, ... |
| 賛否 | 相手の考えと、どう同じ・違うか | I agree. I'm not sure. |
この三つは同時に使うこともできます。たとえば、I'm glad to hear that. I think it's a good idea. なら、最初の文は感情、次の文は意見です。
例で目的を見分けよう
文化祭でクラスの出し物を決める場面を考えます。
A: Let's make a short movie. B: That sounds exciting. I think many students will enjoy it.
That sounds exciting. は提案を聞いたときの気持ちです。I think many students will enjoy it. は提案への判断です。もし I agree. を加えれば、Aの提案への賛成を明示できます。
入試の会話文では、空所の前後を見て役割を決めます。相手が意見を述べた直後なら賛否、出来事を知らせた直後なら感情、テーマについて考えを求められたなら意見が有力です。
よくある間違い
I am agree. とする間違いがあります。agree は動詞なので、I agree. とします。一方、happy や worried はこの使い方では形容詞なので、I am happy. のようにbe動詞が必要です。
もう一つは、相手が「どう思う」と尋ねているのに、I'm happy. だけで終えることです。気持ちは伝わりますが、物事への判断はまだ伝わっていません。目的を一つ選び、それに合う中心表現を返します。
自分で確かめよう
確認1:`I'm surprised.` は三つのどれですか
感情です。自分の内側に起きた驚きを表しています。確認2:`I don't think this plan is easy.` は三つのどれですか
意見です。計画が簡単かどうかを判断しています。確認3:友達の意見に同じ立場だと伝える中心表現は何ですか
`I agree.` や `I think so too.` です。相手との考えの関係を示すので賛否に当たります。まとめと次の一歩
感情は自分の内側、意見は物事への判断、賛否は相手の考えとの関係です。まず目的を決めると、覚えた表現を正しい場面へ置けます。次は、基本の感情形容詞を使って今の気持ちを一文で伝えます。
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