場面の手がかりからまとまりを思い出そう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、まとまりを場面と結び付けました。今回は、見れば分かる状態から、必要なときに自力で言える状態へ進みます。
目標は、場面や文の前半を手がかりに、語のまとまりを答えを見ずに思い出し、間隔を空けて再確認できることです。
「分かる」と「出せる」は違う
after school を見て「放課後に」と分かっても、「私は放課後にテニスをします」と言う場面で取り出せるとは限りません。
| 段階 | やること | 確認できる力 |
|---|---|---|
| 再認 | after school を見て意味を選ぶ |
見れば分かる |
| 想起 | 「放課後に」や場面だけを見て英語を言う | 自分で取り出せる |
| 運用 | I play tennis after school. に入れる |
文の中で使える |
学習の中心は想起です。答えを隠し、三秒から五秒考えてから確かめます。
具体例:短い想起練習
次の順で be ready for ... を練習します。
- 「試合の準備ができている」という場面を見る。
- 固定部分
be ready forを声に出す。 - スロットへ
the gameを入れる。 We are ready for the game.と文にする。- 答えと比べ、抜け・語順・語形を記録する。
正解した語も、翌日と数日後にもう一度思い出します。すぐ正解できたものは間隔を広げ、迷ったものは短い間隔で再挑戦します。
よくある間違い
一覧を何度も読むと、見慣れたために覚えたように感じます。しかし、本番では答えの一覧がありません。必ず隠して思い出す時間を作ります。
また、すべてを同じ回数だけ繰り返す必要はありません。誤ったまとまりへ練習時間を多く使う方が効率的です。
自分で確かめよう
確認1:「健康によい」という場面から `be good for ...` を思い出す練習は再認と想起のどちらですか
答えを見ずに英語を出すので想起です。確認2:答えを見た直後にもう一度言えたら、完全に定着していますか
まだ断定できません。時間を空け、別の場面や文の中でも取り出せるか確認します。確認3:間違えたときは何を記録しますか
どの語が抜けたか、語順か、場面選択か、語形かを記録し、原因に合う形で再練習します。まとめと次の一歩
まとまりは、答えを隠して場面から想起し、文へ入れ、間隔を空けて再確認します。次は、取り出したまとまりを保ちながら、自分の一文を作ります。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。