前置詞が変わると関係も変わることを確かめよう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンまでに、形容詞・動詞・名詞と前置詞の基本型を学びました。今回は、中心語が同じでも前置詞で意味が変わる表現を比べます。
目標は、前置詞を交換可能な小さな語と考えず、be good at / be good for、look at / look for を場面から選び分けられることです。
型全体の意味を比べよう
| 型 | 意味関係 | 例 |
|---|---|---|
be good at ... |
技能・活動が得意 | She is good at tennis. |
be good for ... |
健康・目的などに良い | Walking is good for your health. |
look at ... |
対象へ目を向ける | Look at this picture. |
look for ... |
対象を探す | I am looking for my key. |
中心語が同じでも、後ろの対象との関係が違います。前置詞だけを「で」「に」「を」と訳して選ぶのではなく、型全体と場面を対応させます。
例題:行動の目的を読む
I cannot find my notebook. I am looking ( at / for ) it now.
ノートが見つからず探している場面です。したがって look for it を選びます。
This book is good ( at / for ) learning basic English words.
本が基礎語彙学習に役立つという関係なので good for learning を選びます。得意な技能を表してはいません。
よくある間違い
前置詞は短く弱く発音されるため、どれでも大きな違いはないと考えることがあります。しかし、look at と look for では「見る」と「探す」ほど行動が変わります。
また、中心語の最初の日本語訳だけを見ると区別できません。前後の目的・結果・対象を読んで型を選びます。
自分で確かめよう
確認1:「この運動は健康によい」は `good at` と `good for` のどちらですか
`This exercise is good for your health.` とします。確認2:「地図を見てください」は `look at` と `look for` のどちらですか
`Please look at the map.` です。地図へ目を向けます。確認3:前置詞を選ぶとき、どの範囲で意味を考えますか
中心語+前置詞+後ろの対象を一つの型として考え、前後の場面と照合します。まとめと次の一歩
前置詞が変わると、中心語と対象の関係、そして型全体の意味が変わります。次は、前置詞までを固定部分、後ろの対象を入れ替えるスロットとして分けます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。