LESSON 01

まとまりを使ってすばやく話そう

日本語全文を作らず意味の合図から話そう

場面、相手の目的、伝える中心を短い意味ラベルにし、日本語全文の逐語訳を経ずに表現を取り出す

日本語全文を作らず意味の合図から話そう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは、場面から会話の仕事を判断して中心表現を取り出しました。今回は、頭の中で完全な日本語文を作り、それを一語ずつ英訳する長い経路を短くします。

目標は、場面を「丁寧な依頼」「一部賛成」「理由を一つ」など短い意味ラベルにし、そこから英語のまとまりを取り出すことです。

例でつかむ:二つの経路を比べよう

長い経路:

場面 → 完全な日本語文 → 一語ずつ英訳 → 語順を修正 → 発話

短い経路:

場面 → 意味ラベル → 英語のまとまり → 必要な語を入れる

例:窓を閉めてもらう丁寧な依頼

意味ラベルは「丁寧な依頼」です。そこから Could you + 動詞 ...? を取り出し、close the window を入れます。

Could you close the window?

日本語を禁止するのではない

学習の説明や意味確認に日本語は役立ちます。避けたいのは、話すたびに長い日本語文を完成させ、英語へ一語ずつ対応させることです。

初めは次のような短いラベルを使えます。

意味ラベル 英語の入口
丁寧な希望 I'd like to ...
提案 How about ...ing?
賛成 I agree. / Sounds good.
一部賛成 I see your point, but ...
理由 because + 文

例:一部賛成を作る

場面:友達は「全ての宿題をオンラインにすべき」と言った。便利さは認めるが、端末がない生徒を心配している。

意味ラベル:一部賛成 → 別の懸念

I see your point, but some students may not have a computer.

日本語の語順を一語ずつ写さず、二つのまとまりをつないでいます。

よくある間違い

日本語を使わないこと自体を目標にし、意味を確認せず暗記文を言うことがあります。短い意味ラベルは、場面に合う表現を選ぶために使います。

また、完全な文ができるまで黙り続けることがあります。まず I agree.I'm not sure. で中心を返し、その後に詳しさを加えます。

自分で確かめよう

確認1:「提案」という意味ラベルから使える入口を一つ挙げてください`How about ...ing?`、`Let's ...`、`Why don't we ...?` などです。
確認2:このレッスンは日本語を一切使わないことが目標ですかいいえ。完全な日本語文を毎回作って逐語訳する経路を短くすることが目標です。
確認3:長い文ができるまで黙る代わりに何ができますか中心応答を先に返し、その後で理由・時・場所などを一つ加えます。

まとめと次の一歩

場面を短い意味ラベルにし、対応する英語の入口を取り出します。次は、その固定部分を保ちながら一か所だけ入れ替えます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。