LESSON 01

理由・例・比較を示すまとまり

理由・例・比較の役割を見分けよう

主張を支える三つの役割を、なぜ・具体的には・何と比べての問いで区別する

理由・例・比較の役割を見分けよう

このレッスンの役割と目標

前のセクションでは、I think ... や I agree. で自分の立場を示しました。しかし、立場だけでは「なぜそう考えるのか」が読み手に伝わらないことがあります。このセクションでは、主張を支える情報を加えます。

最初の目標は、理由・例・比較の三つを区別することです。どれも説明を詳しくしますが、読み手の異なる疑問に答えます。

例でつかむ:三つの支えは異なる問いに答える

理由・例・比較が答える三つの問い 中央の主張から、なぜに答える理由、具体的にはに答える例、何と比べてに答える比較へ枝分かれする図です。 主張 理由なぜ? 例具体的には? 比較何と比べて?
支え方 答える問い よく使うまとまり
理由 なぜその主張が成り立つのか because ...
例 具体的にどんなもの・場面か for example, ... such as ...
比較 別のものと比べてどう違うか more ... than both ...

同じ主張を三通りに支えよう

主張を Our school library is useful. とします。

理由:It is useful because students can study there after school.

例:For example, we can use dictionaries and computers there.

比較:It is quieter than the cafeteria.

理由は図書館が役立つ原因を示します。例は「役立つ」を具体的な設備で見せます。比較は食堂との違いから特徴を明らかにします。

詳しい情報なら何でも支えになるわけではありません。The library is on the second floor. は正しい情報でも、「役立つ」という主張をそのまま支えるとは限りません。

支え方を選ぶ手順

  1. 自分の主張を一文で言う
  2. 読み手が次に聞きそうな問いを考える
  3. 「なぜ」「具体的には」「何と比べて」のどれかを選ぶ
  4. その問いへ直接答える情報を一つ置く

まずは一つを強くつなぐことを優先します。弱い情報を三つ並べるより、主張との関係が明確な一つの方が理解されやすくなります。

よくある間違い

主張の後ろに来た文をすべて「理由」と呼ぶことがあります。具体的な一例なら例、二つの対象の違いなら比較です。役割が分かると、because などの入口も選びやすくなります。

また、詳しい文を追加しただけで満足し、主張との関係を確かめないことがあります。「この情報は三つのどの問いに答えるか」を言えなければ、支えがずれている可能性があります。

自分で確かめよう

確認1:`I like this park because I can play soccer there.` の後半は何ですか理由です。公園が好きな「なぜ」に答えています。
確認2:`For example, many students use the room at lunch.` は何をする文ですか前の主張を具体的な場面で見せる例です。
確認3:`This route is shorter than the other one.` は何ですか比較です。二つの道を長さという同じ軸で比べています。

まとめと次の一歩

理由は「なぜ」、例は「具体的には」、比較は「何と比べて」に答えます。主張の後ろへ何となく文を足すのではなく、必要な支えの役割を選びます。次は because を使い、主張と理由を一つにつなぎます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。