相手の言葉を受けて自分の立場を返そう
このレッスンの役割と目標
ここまでに、感情、意見、賛成、丁寧な反対、一部賛成を一つずつ学びました。このレッスンでは、それらを会話の中で組み合わせます。
目標は、相手への受け止めを一つ置き、その後で自分の立場を明示することです。自分の用意した文を一方的に言うのではなく、前の発言とつながる二文程度の応答を作ります。
例でつかむ:応答を二つの部品で作ろう
| 部品 | 役割 | 使える表現 |
|---|---|---|
| 1. 受け止め | 相手の発言を受け取ったと示す | I see. That's true. I see your point. |
| 2. 自分の立場 | 賛成・反対・一部賛成を明示する | I agree. I don't think ... ..., but ... |
A: I think students should clean the school every day. B: I see your point. But I think three times a week is enough.
Bは、相手の意見を聞いたことを示してから、頻度について異なる立場を返しています。前の発言と同じ話題・同じ争点に答えているため、会話がつながります。
直接答えてから一つだけ加えよう
相手が What do you think? と尋ねたら、最初に立場を返します。
I agree. It will save time.
I'm not sure. Some students may not have a tablet.
立場の後ろへ理由や気になる点を一つ加えると理解しやすくなります。ただし、この段階では詳しい理由を何個も並べる必要はありません。中心がぼやけない一つにします。
返答の点検手順
- 相手の中心意見は何か
- 自分は賛成・反対・一部賛成のどれか
- 最初の一文で立場が分かるか
- 二文目は同じ争点を詳しくしているか
入試の会話文空所でも、この四点で前後を読むと、単語が似ているだけの選択肢を外せます。
話題が同じでも応答がずれる例
A: I think our school needs a bigger library. B: I read books every day.
Bは図書館と関係する話をしていますが、Aの意見へ賛成か反対かを返していません。たとえば I agree. Many students use the library after school. なら、相手の立場を受けて詳しさを加えています。
よくある間違い
自分の暗記文を言うことに集中し、相手への応答が消えることがあります。話題が同じでも、前の発言が求める賛否へ答えなければ会話はつながりません。
反対するときに長い説明から始めると、最後まで立場が分かりません。まず I'm not sure. や I don't think ... で中心を示し、その後に一点を加えます。
自分で確かめよう
確認1:よい応答の最初の部品は何ですか
相手の発言を受け止め、賛成・反対・一部賛成など自分の立場を示すことです。確認2:`I think school lunch is important.` に `I like curry.` と返す問題は何ですか
学校給食という話題には関係しますが、重要だという意見への賛否を返していません。確認3:二文目には何を加えるとよいですか
同じ争点に関係する理由、気になる点、具体的な情報のどれか一つです。まとめと次の一歩
会話の応答は、相手への受け止めと自分の立場の二つで作れます。最初に直接答え、同じ争点の詳しさを一つだけ加えます。次は、目的・文法・関連性・丁寧さのどこで応答がずれたかを診断します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。