LESSON 01

理由・例・比較を示すまとまり

主張と支えの論理のずれを診断しよう

理由の因果、例の所属、比較対象と軸、接続の向きのどこがずれたか分類して修正する

主張と支えの論理のずれを診断しよう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは、主張に合う理由・例・比較を選びました。ここでは、英文の形が正しく見えても説明が弱いとき、その原因を分類して直します。

目標は、理由の因果、例の所属、比較対象と軸、接続の向きの四点を点検し、最も中心的なずれを一つ修正することです。

例でつかむ:四つの論理点検

点検 確かめること 典型的なずれ
理由 主張の「なぜ」に答えるか 話題は同じだが因果がない
広い主張の具体的な仲間か 種類の外にある情報を挙げる
比較 対象と軸が対応するか 人と物、速さと安さを混ぜる
向き because / soが原因と結果の順に合うか 原因と結果を逆にする

一文ずつ診断しよう

I think bicycles are useful because my bicycle is red.

形は整っていますが、赤いことは「自転車が役立つ」理由になっていません。

I think bicycles are useful because we can travel without using fuel.

こちらは移動と燃料という点で、役立つ理由を示しています。

次の例です。

We enjoy outdoor activities such as music and camping.

camping は野外活動の例ですが、music はそのままでは広すぎます。outdoor concerts のように種類へ合う例に直すか、広い種類を free-time activities に変えます。

比較のずれを直そう

This park is larger than many people.

公園と人を大きさで比べているため、対象が対応しません。

This park is larger than the park near the station.

公園同士を面積という軸で比べられます。

また、This train is faster than that bus is cheap. のように軸を混ぜたら、二文へ分けます。

This train is faster, but that bus is cheaper.

文法と論理を別々に見る

文法が正しいことは大切ですが、それだけで主張を支えるとは限りません。逆に、論理が分かっていても because useful のように形が欠ければ伝わりにくくなります。

点検するときは、先に「何を何で支えるか」を確認し、その後で主語・動詞・接続表現の形を直します。

よくある間違い

説明が弱いと、情報をさらに足して解決しようとすることがあります。しかし中心の関係がずれたままでは、文が増えても伝わりません。主張と最初の支えの一本を先に直します。

また、正解例を丸暗記するだけでは、別の話題で同じずれが起こります。「理由・例・比較・向きのどこか」という診断名を付け、戻る学習を決めます。

自分で確かめよう

確認1:`School lunch is useful because I like soccer.` の中心的な問題は何ですか理由の因果が見えません。給食が役立つ「なぜ」に直接答える内容へ直します。
確認2:`fruits such as apples and carrots` の問題は何ですか`carrots` は果物の仲間ではないため、例の所属がずれています。
確認3:文法的に正しければ、支えとしても正しいですかいいえ。主張との因果、種類、比較対象・軸、情報の向きも点検する必要があります。

まとめと次の一歩

主張と支えは、理由の因果、例の所属、比較対象と軸、接続の向きで点検できます。情報を増やす前に、中心の一本を直しましょう。次は初めて見る入試問題で三つの支えを使い分けます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。