LESSON 01

まとまりを使ってすばやく話そう

まとまりを使う発話を入試面接想定で統合しよう

質問応答・提案・賛否・理由・聞き返しを場面から取り出し、短い入試面接想定のやり取りへ統合する

まとまりを使う発話を入試面接想定で統合しよう

このレッスンの役割と目標

このセクションでは、場面から表現を取り出し、固定部分を保ち、意味の区切りで話し、短いやり取りを立て直してきました。最後は入試面接を想定した初見の質問で統合します。

目標は、質問応答・提案・賛否・理由・聞き返しを、暗記した一つの台本ではなく場面に合わせて選び、詰まりの原因まで診断できることです。

例でつかむ:面接想定の五手順

  1. 質問の目的を捉える
  2. 3秒程度で中心応答を返す
  3. 理由・時・場所・例の一つを加える
  4. 必要なら聞き返し・言い直しで立て直す
  5. 終了後に詰まりを五分類する

質問応答を組み立てよう

Interviewer: What school activity do you enjoy most? Student: I enjoy the school festival most. I like working with my classmates.

一文目で活動を直接答え、二文目で理由を加えています。

Interviewer: Should students use tablets in every class? Student: I'm not sure. Tablets are useful, but some activities are easier with paper.

保留の立場を先に返し、一部賛成と別の観点を加えています。

聞き取れないときも評価の一部

Interviewer: What did you learn from the event? Student: Could you say that again, please?

聞こえないまま無関係な答えを推測するより、丁寧に聞き返す方が会話を維持できます。聞き直した後は中心応答へ戻ります。

台本ではなく部品を準備する

準備するのは全文台本ではなく、次の部品です。

役割 部品例
意見 I think ...
賛否 I agree. I'm not sure.
理由 because + 文
具体例 For example, ...
一部賛成 I see your point, but ...
聞き返し Could you say that again?

質問が変わっても、役割に合う部品を選び、入れ替え部分を変えます。

総合練習の進め方

1回目:時間制限なし、内容と型を確認

2回目:中心応答を5秒以内

3回目:別の質問で中心応答を3秒程度

4回目:聞き返しまたは言い直しを意図的に一度使う

5回目:録音や記録で、正確さ・準備時間・区切り・接続を振り返る

弱点から戻る地図

つまずき 戻るレッスン
速さだけを追う 900
場面から入口が出ない 901・902
固定の型が崩れる 903
単語ごとに止まる 904
答えが一語で終わる 905
会話が続かない 906
詰まると止まる 907
原因を特定できない 908

よくある間違い

一つの自己紹介台本を速く暗唱し、それを流暢さと考えることがあります。質問順や話題が変わると使えなければ、台本の記憶です。

また、準備時間だけを測り、型の誤りや相手への関連性を記録しないことがあります。正確さを保った取り出しを評価します。

自分で確かめよう

確認1:面接想定で最初に返すものは何ですか質問の目的に直接答える中心応答です。
確認2:全文台本より部品を準備する利点は何ですか質問や場面が変わっても、役割に合うまとまりを選んで入れ替えられます。
確認3:聞き取れないときに推測で答えますかいいえ。`Could you say that again, please?` などで丁寧に聞き返します。
確認4:流暢さを確認する四つの観点を挙げてください表現・型の正確さ、準備時間、意味の区切り、次の文や会話への接続です。

まとめと次の一歩

使える流暢さは、場面に合うまとまりを正確に取り出し、意味の区切りで相手へ渡し、詰まっても立て直す力です。次のセクションでは、読む・聞く中でまとまりを発見し、理解へ使います。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。