場面・意味・後ろの形から表現を選び切ろう
このレッスンの役割と目標
ここまでに、希望・依頼と許可・提案・追加・理由・時間の似た表現を一組ずつ比べました。今回は、どの組が問われているか自分で判断します。
目標は、場面の目的、意味の強さ、肯定・否定、後ろの形、時間感覚を順に点検し、複数候補から一つを選べることです。
選択の五手順
| 手順 | 確認すること |
|---|---|
| 1 | 誰が誰へ何をしようとしているか |
| 2 | 好み・希望・依頼・許可・提案などの目的 |
| 3 | 丁寧さ・肯定否定・時間感覚 |
| 4 | 空所の後ろが名詞・文・原形・動名詞のどれか |
| 5 | 選んだ表現と相手の応答がつながるか |
例題1:目的と形を両方見る
At a restaurant: I (like / would like / want) to order this sandwich.
店で注文する丁寧な希望です。後ろは to order なので、would like が最も合います。
I would like to order this sandwich.
like なら普段の好み、want ならより直接的な欲求です。
例題2:主語から依頼と許可を分ける
(Could you / May I) show me the way to the station?
道を示す行動をするのは相手です。you を主語にした依頼が必要です。
Could you show me the way to the station?
May I show me ... では、主語と目的語の関係も不自然です。
例題3:後ろの形を最後の決め手にする
The event was canceled (because / because of) the snow.
後ろは名詞 the snow なので because of です。理由という意味だけでは二択を決められません。
迷ったときは候補の差を一文にする
in time / on time で迷ったら、「目的を果たす余裕」か「予定時刻どおり」かを言います。
too / either なら、文が肯定か否定かを言います。
Let's / How about なら、後ろが原形か動名詞かを言います。
差を説明できないまま選ぶと、別の問題で再現できません。
よくある間違い
最初に目に入った知っている表現を選び、後ろの形を見ないことがあります。候補が似ているほど、空所の左右を最後まで読みます。
また、文法の形だけで選び、場面の丁寧さや目的を無視することがあります。形が二つとも可能なときは、場面が決め手になります。
自分で確かめよう
確認1:似た表現の選択で最初に確認することは何ですか
誰が誰へ何をしようとしているか、場面の目的を確認します。確認2:意味が合う候補を見つけた後に何をしますか
肯定否定、後ろの形、時間感覚、相手の応答まで合うか点検します。確認3:`How about ___ by train?` の空所へgoとgoingのどちらを入れますか
`going` です。`How about + 動名詞` の形にします。まとめと次の一歩
似た表現は、場面→目的→細かな意味→後ろの形→前後確認の順で選びます。次は、選択ミスを五つの軸へ分類し、戻る学習を決めます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。