LESSON 01

似た表現の使い分け

場面・意味・後ろの形から表現を選び切ろう

場面の目的、意味の強さ、肯定否定、後ろの形、時間感覚を順に点検し、複数候補から一つを選ぶ

場面・意味・後ろの形から表現を選び切ろう

このレッスンの役割と目標

ここまでに、希望・依頼と許可・提案・追加・理由・時間の似た表現を一組ずつ比べました。今回は、どの組が問われているか自分で判断します。

目標は、場面の目的、意味の強さ、肯定・否定、後ろの形、時間感覚を順に点検し、複数候補から一つを選べることです。

選択の五手順

手順 確認すること
1 誰が誰へ何をしようとしているか
2 好み・希望・依頼・許可・提案などの目的
3 丁寧さ・肯定否定・時間感覚
4 空所の後ろが名詞・文・原形・動名詞のどれか
5 選んだ表現と相手の応答がつながるか

例題1:目的と形を両方見る

At a restaurant: I (like / would like / want) to order this sandwich.

店で注文する丁寧な希望です。後ろは to order なので、would like が最も合います。

I would like to order this sandwich.

like なら普段の好み、want ならより直接的な欲求です。

例題2:主語から依頼と許可を分ける

(Could you / May I) show me the way to the station?

道を示す行動をするのは相手です。you を主語にした依頼が必要です。

Could you show me the way to the station?

May I show me ... では、主語と目的語の関係も不自然です。

例題3:後ろの形を最後の決め手にする

The event was canceled (because / because of) the snow.

後ろは名詞 the snow なので because of です。理由という意味だけでは二択を決められません。

迷ったときは候補の差を一文にする

in time / on time で迷ったら、「目的を果たす余裕」か「予定時刻どおり」かを言います。

too / either なら、文が肯定か否定かを言います。

Let's / How about なら、後ろが原形か動名詞かを言います。

差を説明できないまま選ぶと、別の問題で再現できません。

よくある間違い

最初に目に入った知っている表現を選び、後ろの形を見ないことがあります。候補が似ているほど、空所の左右を最後まで読みます。

また、文法の形だけで選び、場面の丁寧さや目的を無視することがあります。形が二つとも可能なときは、場面が決め手になります。

自分で確かめよう

確認1:似た表現の選択で最初に確認することは何ですか誰が誰へ何をしようとしているか、場面の目的を確認します。
確認2:意味が合う候補を見つけた後に何をしますか肯定否定、後ろの形、時間感覚、相手の応答まで合うか点検します。
確認3:`How about ___ by train?` の空所へgoとgoingのどちらを入れますか`going` です。`How about + 動名詞` の形にします。

まとめと次の一歩

似た表現は、場面→目的→細かな意味→後ろの形→前後確認の順で選びます。次は、選択ミスを五つの軸へ分類し、戻る学習を決めます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。