短い英作文をまとまりの部品から組み立てよう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、文の中で壊れたまとまりを修正しました。今回は自分で文章を作る側に回ります。日本語の長い文を一語ずつ英語に置き換えるのではなく、入試英作文に必要な役割を持つ部品を組み合わせます。
目標は、主張、理由、具体例または経験、結びのまとまりを選び、40〜60語程度の短い英作文を筋道の通った順番で書くことです。
例でつかむ:書き始める前に四つの箱を埋める
問い:Do you think students should read books every day?
| 役割 | 日本語のメモ | 使える英語のまとまり |
|---|---|---|
| 主張 | 毎日読むべき | I think students should ... |
| 理由 | 新しい言葉や考えを学べる | because they can learn ... |
| 例・経験 | 物語から歴史に興味を持った | For example, I became interested in ... |
| 結び | 短い時間でも習慣にできる | Even a short time can ... |
先に役割を決めると、日本語で長く書いてから訳す必要がありません。自分が正確に使えるまとまりで、伝えたい内容を組み立てます。
組み立ての例
I think students should read books every day because they can learn new words and ideas. For example, I became interested in history after reading a story about an old town. Even ten minutes of reading can help students build a good habit.
I think ...で問いに直接答えるbecause ...で主張の理由を示すFor example, ...で理由を支える経験を示すEven ... can ...で現実的な結びにする
使った接続表現は多くありませんが、それぞれが必要な関係を作っています。
書き終わった後の五チェック
- 最初の文は問いに直接答えているか
- 理由は主張を説明しているか
- 例は理由を具体化しているか
- コロケーションと固定表現の型が保たれているか
- 接続表現は本当にその関係を示しているか
よくある間違い
まず日本語で複雑な文章を作り、それを一語ずつ英語に置き換えることがあります。文の骨格や自然な組合せが崩れやすいので、自分が使えるまとまりから内容を組み立てます。
また、First, However, For example, Therefore を全て入れればよい文章になると考えることがあります。関係がないのに接続語を入れると、かえって流れが不自然になります。
自分で確かめよう
確認1:英作文を書く前に、どの四つの役割を決めますか
主張、理由、具体例または経験、結びです。確認2:長く詳しい日本語を先に書いてから、一語ずつ英語に訳しますか
いいえ。自分が正確に使える英語のまとまりを部品にして、伝えたい内容を組み立てます。確認3:`For example` を使うのはどんなときですか
直前の主張や理由を、具体的な出来事・人・数・経験で支えるときです。まとめと次の一歩
短い英作文は、日本語の長文を訳すのではなく、主張・理由・例・結びの役割に合う英語のまとまりを組み合わせて作ります。次は面接やスピーキングで、この部品を短時間で選び、相手へ返します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。