LESSON 01

完了・結果の現在完了

完了・結果と過去形を場面で選び分けよう

現在の必要性と終わった過去時点から時制を選ぶ

完了・結果と過去形を場面で選び分けよう

このレッスンの役割と目標

結果を表しやすい文から今の状態を読めるようになりました。このレッスンでは、過去形と現在完了のどちらを使うかを、時間語だけでなく話し手の焦点から判断します。

目標は、「終わった過去の時点」か「今の必要・結果」かを見分け、適切な時制を選ぶことです。

判断は二つの問いで行う

  1. yesterday、last night、in 2024など、終わった過去時点が示されているか。
  2. 今、完了しているか・今どうなっているかが話の中心か。
焦点 選ぶ形
昨日の出来事 過去形 I finished it yesterday.
今は完了済み 現在完了 I have already finished it.

例題:電話をかける必要があるか

A: Do I need to call Emi?

B: No. I have already called her.

Bが伝えたいのは、電話した時刻ではなく「今はもう電話する必要がない」です。そのため現在完了が合います。

一方、「私は昨夜Emiに電話しました」なら、I called Emi last night. です。last nightは終わった過去時点なので、過去形を使います。

形だけでなく文脈を見る

alreadyがあれば必ず現在完了、という機械的な決め方は危険です。入試では、前後の会話が今の必要を示すか、過去の報告をしているかを読みます。

よくある間違い

I have finished it yesterday. は、現在完了と終わった過去時点yesterdayがぶつかっています。yesterdayを残すなら I finished it yesterday.、今の完了を言うなら I have finished it. と直します。

自分で確かめよう

確認1:We ( visit ) Kyoto last year. の動詞を選んでください。We visited Kyoto last year.です。
確認2:「今は部屋がきれいだ」と伝えたいとき、I cleanedとI have cleanedのどちらが合いますか。今の結果を中心にするならI have cleaned the room.が合います。
確認3:時制を決める二つの手掛かりは何ですか。終わった過去時点の有無と、話の焦点が過去か今かです。

まとめと次の一歩

過去形は終わった過去へ、完了・結果の現在完了は今の完了や状態へ焦点を置きます。次は会話の後続行動を手掛かりに、その違いを読みます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。