受け身から元の出来事を復元して読もう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは能動文から受け身を作りました。入試読解では、逆向きに受け身から出来事を復元する力が必要です。
目標は、主語・be動詞・過去分詞・by句から、誰が何をいつしたかを取り出せることです。
おすすめの学び方
受け身を見つけたら、頭の中に「someoneが主語を動詞した」という仮の能動文を作ります。by句があればsomeoneと置き換えます。
復元の三段階
The bridge was built by local people in 1995.
- 文頭の主語the bridgeは動作を受けるもの。
- was builtはbuildという過去の動作。
- by local peopleは動作をした人々。
出来事は「地元の人々が1995年にその橋を建てた」です。
| 英文の部分 | 復元する情報 |
|---|---|
| The bridge | 動作を受けたもの |
| was | 過去・単数 |
| built | buildという動作 |
| by local people | 動作をした人々 |
| in 1995 | 出来事の時 |
例題:by句がない文
This language is spoken in several countries.
主語this languageは話されるもの、isは現在、spokenはspeakの過去分詞です。行為者は書かれていないため、「いくつかの国で人々がこの言語を話す」と一般的に復元できます。特定の人を決めることはできません。
長い主語を一まとまりで読む
Many old buildings in this town were damaged by the storm.
主語はbuildings一語ではなく、Many old buildings in this town全体です。wereは複数主語、damagedは動作、by the stormは原因となる行為者側です。
よくある間違い
文頭の主語を動作主として訳すと意味が逆になります。また、過去分詞だけを過去と考えず、時はbe動詞と時の語から判断します。
by句がないとき、行為者を想像で特定しないことも大切です。
自分で確かめよう
確認1:The song was written by Rina.で書いた人は誰ですか。
Rinaです。確認2:These products are sold in Japan.は現在と過去のどちらですか。
現在です。areが現在を示します。確認3:My bag was stolen.から犯人を特定できますか。
できません。盗難を受けたことは分かりますが、行為者は書かれていません。まとめと次の一歩
受け身は、主語を受けるもの、過去分詞を動作、by句をする人として復元します。時はbe動詞と時の表現から読みます。
次は、形や一致が崩れた受け身を、部品ごとの点検で修正します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。