説明文で受け身が使われる理由をつかもう
このレッスンの役割と目標
前置詞まで含む受け身を学んだので、ここから文章の中での働きを読みます。
目標は、説明する対象を話題に保つことと、不要な行為者を省くことが、説明文で受け身を使う主な理由だと説明できることです。
おすすめの学び方
受け身を見つけたら、「段落は何について説明しているか」を先に確認します。
| 文章の目的 | 受け身の働き |
|---|---|
| 建物を紹介 | 建物を主語に保つ |
| 製品の工程を説明 | 材料や製品の変化を追う |
| 規則を案内 | 利用者に必要な条件を示す |
例題:城の話をつなぐ
This castle is very old. It was built in 1600.では、itがcastleを受け、城の話を続けます。建てた人が不明または中心でなくても、建設年は伝えられます。
能動文People built it in 1600.でも出来事は表せますが、急にpeopleを主語にすると、読者の視線が城から人々へ移ります。段落が城の特徴を並べるなら、受け身の方が情報の流れに合います。
よくある間違い
受け身を難しく見せる飾りと考えないでください。誰がしたかを隠すためだけでもありません。読者に何を追わせるかという情報設計です。
自分で確かめよう
確認1:建物紹介で建物を主語に保つ利点は何ですか。
段落の話題が連続し、情報を追いやすくなります。確認2:行為者が書かれていなくても分かることはありますか。
はい。動作を受けた対象、動作、時や場所などです。確認3:受け身が多いだけで文章は客観的ですか。
必ずしもそうではなく、何を話題にするかが中心です。まとめと次の一歩
説明文の受け身は対象を主役に保ち、必要な情報へ集中させます。次は段落の主役を連続する主語から追います。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。