接続詞を節の境界として見つけよう
このレッスンの役割と目標
前の二つのレッスンで、述語動詞を数え、それぞれの主語と対応させました。今回は、そのSとVの組をどこで区切るかを判断します。
目標は、and・but・because・when・if・thatなどを節どうしの案内標識として見つけ、英文へ適切な境界線を引けることです。コンマの細かな規則は次のセクションで扱います。
おすすめの学び方
英文に次の順で印をつけます。
- 述語動詞に下線を引く。
- 対応する主語を丸で囲む。
- 接続詞を四角で囲む。
- SとVの組が変わる場所に縦線を引く。
接続詞を暗記しただけで終わらず、その前後にどの骨組みがあるかまで確認します。
接続詞は節どうしの関係を示す
I was tired, but I finished my homework.
この文にはI was tiredとI finished my homeworkという二つの節があります。butは、その境界に立ち、「前と反対の内容が続く」と知らせます。
接続詞ごとの境界と役割
| 接続詞 | 境界の後ろに加わるもの | 例 |
|---|---|---|
| and | 並ぶ内容・追加 | I called him, and he answered. |
| but | 反対・予想外 | It was cold, but we played outside. |
| because | 理由 | I stayed home because I was sick. |
| when | 時 | I smiled when I saw her. |
| if | 条件 | I will go if it is sunny. |
| that | 考え・知識・発言の内容 | I know that he is kind. |
意味の役割は違っても、接続詞の後ろには基本的に主語と動詞を含む節があります。先に骨組みを見つけると、接続詞をどちらの内容へ結びつけるか判断しやすくなります。
andを見つけても必ず節とは限らない
I like music and art.では、andがmusicとartという名詞をつないでいます。述語動詞はlike一組だけなので、andの前後を二つの節には分けません。
I like music, and my sister likes art.では、I → likeとmy sister → likesの二組があります。こちらのandは節と節の境界です。
接続詞の単語だけで区切らず、前後にSとVの骨組みがあるか確かめることが重要です。
例題:三つの手順で境界を引く
I knew that the train was late because it was snowing.
- 述語は
knew、was late、was snowingの三組です。 - SとVは
I → knew、the train → was、it → was snowingです。 - thatとbecauseを境界標識として見つけます。
すると、次のように三つへ切り分けられます。
I knew / that the train was late / because it was snowing.
that以下は「電車が遅れているということ」という知識の内容です。because以下は「雪が降っていたので」という理由を加えます。境界を引くと、一文を一度に抱え込まずに読めます。
よくある間違い
接続詞を丸で囲むだけで満足し、どのSとVをつないでいるか確かめないと、区切り位置は分かりません。接続詞と骨組みは必ずセットで見ます。
また、andを見つけるたびに節を分けると、bread and butterのような語と語のつながりまで別の節にしてしまいます。節の境界なら、原則として両側に述語の組があります。
自分で確かめよう
確認1:She was happy because she passed the test.はどこで分けますか。
`She was happy / because she passed the test`です。becauseが二つのS+Vの境界です。確認2:I bought apples and oranges.のandは節の境界ですか。
いいえ。applesとorangesという名詞をつないでいます。述語はbought一組だけです。確認3:When the rain stopped, we went outside.の二つの骨組みは何ですか。
`the rain → stopped`と`we → went`です。whenが時を表す節を導きます。確認4:I think that she will come if she has time.には節がいくつありますか。
3つです。`I think`、`that she will come`、`if she has time`に分けられます。まとめと次の一歩
接続詞は、節の境界と節どうしの意味関係を示す案内標識です。述語を数え、主語と対応させた後で、接続詞の前後にSとVの組があるか確かめて境界線を引きます。
次は、分けた節のうち、文の中心となる主節と、時・条件・理由・内容を加える従属節を見分けます。
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