LESSON 01

節の中にも主語と動詞がある

接続詞を節の境界として見つけよう

and・but・because・when・if・thatを手掛かりに節の境界を引く

接続詞を節の境界として見つけよう

このレッスンの役割と目標

前の二つのレッスンで、述語動詞を数え、それぞれの主語と対応させました。今回は、そのSとVの組をどこで区切るかを判断します。

目標は、and・but・because・when・if・thatなどを節どうしの案内標識として見つけ、英文へ適切な境界線を引けることです。コンマの細かな規則は次のセクションで扱います。

おすすめの学び方

英文に次の順で印をつけます。

  1. 述語動詞に下線を引く。
  2. 対応する主語を丸で囲む。
  3. 接続詞を四角で囲む。
  4. SとVの組が変わる場所に縦線を引く。

接続詞を暗記しただけで終わらず、その前後にどの骨組みがあるかまで確認します。

接続詞は節どうしの関係を示す

I was tired, but I finished my homework.

この文にはI was tiredI finished my homeworkという二つの節があります。butは、その境界に立ち、「前と反対の内容が続く」と知らせます。

接続詞butを境界に二つの節を分ける図 I was tiredを節1、I finished my homeworkを節2として箱で示し、その間のbutを境界標識として配置する。 S+V | 接続詞 | S+V 節1I was tired S: I V: was 境界but 節2I finished my homework S: I V: finished butは「逆の内容」という関係も教える

接続詞ごとの境界と役割

接続詞 境界の後ろに加わるもの
and 並ぶ内容・追加 I called him, and he answered.
but 反対・予想外 It was cold, but we played outside.
because 理由 I stayed home because I was sick.
when I smiled when I saw her.
if 条件 I will go if it is sunny.
that 考え・知識・発言の内容 I know that he is kind.

意味の役割は違っても、接続詞の後ろには基本的に主語と動詞を含む節があります。先に骨組みを見つけると、接続詞をどちらの内容へ結びつけるか判断しやすくなります。

andを見つけても必ず節とは限らない

I like music and art.では、andがmusicartという名詞をつないでいます。述語動詞はlike一組だけなので、andの前後を二つの節には分けません。

I like music, and my sister likes art.では、I → likemy sister → likesの二組があります。こちらのandは節と節の境界です。

接続詞の単語だけで区切らず、前後にSとVの骨組みがあるか確かめることが重要です。

例題:三つの手順で境界を引く

I knew that the train was late because it was snowing.

  1. 述語はknewwas latewas snowingの三組です。
  2. SとVはI → knewthe train → wasit → was snowingです。
  3. thatとbecauseを境界標識として見つけます。

すると、次のように三つへ切り分けられます。

I knew / that the train was late / because it was snowing.

that以下は「電車が遅れているということ」という知識の内容です。because以下は「雪が降っていたので」という理由を加えます。境界を引くと、一文を一度に抱え込まずに読めます。

よくある間違い

接続詞を丸で囲むだけで満足し、どのSとVをつないでいるか確かめないと、区切り位置は分かりません。接続詞と骨組みは必ずセットで見ます。

また、andを見つけるたびに節を分けると、bread and butterのような語と語のつながりまで別の節にしてしまいます。節の境界なら、原則として両側に述語の組があります。

自分で確かめよう

確認1:She was happy because she passed the test.はどこで分けますか。`She was happy / because she passed the test`です。becauseが二つのS+Vの境界です。
確認2:I bought apples and oranges.のandは節の境界ですか。いいえ。applesとorangesという名詞をつないでいます。述語はbought一組だけです。
確認3:When the rain stopped, we went outside.の二つの骨組みは何ですか。`the rain → stopped`と`we → went`です。whenが時を表す節を導きます。
確認4:I think that she will come if she has time.には節がいくつありますか。3つです。`I think`、`that she will come`、`if she has time`に分けられます。

まとめと次の一歩

接続詞は、節の境界と節どうしの意味関係を示す案内標識です。述語を数え、主語と対応させた後で、接続詞の前後にSとVの組があるか確かめて境界線を引きます。

次は、分けた節のうち、文の中心となる主節と、時・条件・理由・内容を加える従属節を見分けます。

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