LESSON 01

比較級の形を作ろう

比較の意味を確認してから比較級を選ぼう

原級と比較級の役割を区別し、形を作る前に対象とものさしを確認する

比較の意味を確認してから比較級を選ぼう

このレッスンの役割と目標

前のセクションでは、対象A・対象B・ものさしSを見つけました。ここから形を学びますが、先に「本当に二つを比べているか」を確かめます。

目標は、原級と比較級の役割を区別し、比較する意味があるときだけ比較級を選べることです。

原級と比較級の役割

原級と比較級の役割の違い 一つの対象の性質を述べる原級と、二つの対象の差を述べる比較級を対比する。 原級 tallKen is tall.ケンの性質を述べる比較相手は不要 比較級 tallerKen is taller.別の対象との差を述べる相手は文脈で省略可能

比較級は形だけで存在するのではなく、「Aの方がBよりSの程度が大きい」という意味を持ちます。

例題:文脈で形を選ぶ

This box is ( heavy / heavier ).だけなら、どちらも文脈次第で可能です。

  • 箱の性質を初めて説明する:This box is heavy.
  • 二つの箱を持ち比べた後:This box is heavier.

後者ではthan that boxが会話から省略されています。選択肢の形だけでなく、前後の状況を読みます。

Today is hot.は今日の気温を述べます。Today is hotter than yesterday.は今日と昨日を気温で比べます。

形を作る前の三問

  1. 比較対象は二つあるか。省略なら文脈から補えるか。
  2. 共通のものさしは何か。
  3. Aの程度がBより大きいという意味か。

この三問に答えてから、-er、more、不規則形のどれを使うか選びます。

よくある間違い

thanがないから比較級ではないと決めないでください。会話では比較対象が省略されます。

二つの名詞があるだけで比較級にしないでください。Ken and Taro are tall.は二人の性質を述べるだけです。

日本語の「もっと」に引かれて形を選ぶ前に、何と比べるかを確認します。

自分で確かめよう

確認1:My dog is small.は比較の文ですか。いいえ。my dog一つの性質を原級smallで述べています。
確認2:These shoes are more comfortable.はthanがないので誤りですか。誤りとは限りません。別の靴を試した後なら、比較対象が文脈にあります。
確認3:Ken and Yuki run fast.でfastを比較級にする必要がありますか。ありません。二人が速く走ることを述べるだけで、二人の差を比べていません。

まとめと次の一歩

原級は対象の性質・動作を述べ、比較級は別の対象との差を表します。A・B・Sを確認してから形を選びましょう。

次は短い語へ-erを付ける最も基本的な作り方を練習します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。