比較の意味を確認してから比較級を選ぼう
このレッスンの役割と目標
前のセクションでは、対象A・対象B・ものさしSを見つけました。ここから形を学びますが、先に「本当に二つを比べているか」を確かめます。
目標は、原級と比較級の役割を区別し、比較する意味があるときだけ比較級を選べることです。
原級と比較級の役割
比較級は形だけで存在するのではなく、「Aの方がBよりSの程度が大きい」という意味を持ちます。
例題:文脈で形を選ぶ
This box is ( heavy / heavier ).だけなら、どちらも文脈次第で可能です。
- 箱の性質を初めて説明する:
This box is heavy. - 二つの箱を持ち比べた後:
This box is heavier.
後者ではthan that boxが会話から省略されています。選択肢の形だけでなく、前後の状況を読みます。
Today is hot.は今日の気温を述べます。Today is hotter than yesterday.は今日と昨日を気温で比べます。
形を作る前の三問
- 比較対象は二つあるか。省略なら文脈から補えるか。
- 共通のものさしは何か。
- Aの程度がBより大きいという意味か。
この三問に答えてから、-er、more、不規則形のどれを使うか選びます。
よくある間違い
thanがないから比較級ではないと決めないでください。会話では比較対象が省略されます。
二つの名詞があるだけで比較級にしないでください。Ken and Taro are tall.は二人の性質を述べるだけです。
日本語の「もっと」に引かれて形を選ぶ前に、何と比べるかを確認します。
自分で確かめよう
確認1:My dog is small.は比較の文ですか。
いいえ。my dog一つの性質を原級smallで述べています。確認2:These shoes are more comfortable.はthanがないので誤りですか。
誤りとは限りません。別の靴を試した後なら、比較対象が文脈にあります。確認3:Ken and Yuki run fast.でfastを比較級にする必要がありますか。
ありません。二人が速く走ることを述べるだけで、二人の差を比べていません。まとめと次の一歩
原級は対象の性質・動作を述べ、比較級は別の対象との差を表します。A・B・Sを確認してから形を選びましょう。
次は短い語へ-erを付ける最も基本的な作り方を練習します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。