節の順序とコンマの全体像をつかもう
このレッスンの役割と目標
前のセクションでは、述語を数え、SとVを対応させ、接続詞で節を切り分けました。今回は、その境界を読み手に見せるコンマを学びます。
目標は、息をつく場所へ感覚でコンマを置くのではなく、接続詞の種類と節の順序から判断する見取り図を持つことです。最初に全体を見て、次から一つずつ練習します。
おすすめの学び方
コンマだけを見ず、先に節へかっこをつけます。「何と何をつなぐか」が分かれば、コンマの判断も安定します。
三つの基本形
| 形 | 例 | 基本の見方 |
|---|---|---|
| 主節+従属節 | I stayed home because it rained. |
通常、間にコンマなし |
| 従属節+主節 | Because it rained, I stayed home. |
文頭の従属節後にコンマ |
| 独立節+等位接続詞+独立節 | It rained, so I stayed home. |
境界をコンマで見せるのが基本 |
that節は動詞の内容なので、通常はI know that he is busy.のようにコンマなしで続けます。
例題:順序から判断する
If you are tired you should rest.にコンマを入れます。
If you are tiredは条件を加える従属節です。- それが文頭に置かれています。
- 従属節が終わり、主節
you should restが始まる境界へコンマを置きます。
正:If you are tired, you should rest.
コンマはifの直後ではありません。if節全体の終わりです。
コンマは音だけで決めない
音読で少し間を取る場所と、文法上コンマを置く場所は一致することがあります。しかし、話し方は人によって変わります。入試の並べ替えや英作文では、節の構造を根拠にします。
よくある間違い
接続詞を見つけるたびに直前へコンマを置くと、I think, that ...のような誤りになります。また、文頭のbecauseのすぐ後ろへBecause, it rainedと置いてはいけません。境界は語の後ではなく、節の終わりです。
自分で確かめよう
確認1:When I got home I called Ken.のコンマ位置はどこですか。
`When I got home, I called Ken.`です。文頭のwhen節の終わりに置きます。確認2:I called Ken when I got home.には基本的にコンマが必要ですか。
必要ありません。主節の後ろにwhen節が続く基本形です。確認3:I know, that she is kind.は正しいですか。
正しくありません。that節はknowの内容なので、通常コンマで切りません。まとめと次の一歩
コンマは息継ぎではなく、節の種類と順序から判断します。まず三つの基本形を見分け、次は主節の後ろにbecause・when・if節を置く形を確実にします。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。