because・when・if・thatの節構造を比べよう
このレッスンの役割と目標
これまで接続詞を一つずつ学び、節の境界と主節・従属節を見分けました。今回はbecause・when・if・thatを同じ視点で並べます。
目標は、接続詞ごとの意味の違いと、「後ろにSとVを備えた節が続く」という共通点を同時に説明できることです。次の誤り修正へ進む前に、形と意味を結び直します。
おすすめの学び方
接続詞を日本語一語だけで覚えず、「主節へ何を加えるか」と「後ろのS+V」をセットで声に出してください。
違うのは役割、共通するのは骨組み
| 接続詞 | 主節へ加える役割 | 節の例 | 問い |
|---|---|---|---|
| because | 理由 | because I was tired |
なぜ? |
| when | 時 | when school ends |
いつ? |
| if | 条件 | if it is sunny |
どんな条件なら? |
| that | 内容 | that she is right |
何を? |
どの例にも主語と述語動詞があります。becauseの後ろに理由を表す名詞一語だけを置いたり、ifの後ろで主語を落としたりはできません。
例題:同じ主節へ違う情報を加える
主節I stayed homeへ情報を加えます。
I stayed home because I was sick.:家にいた理由I stayed home when it rained.:家にいた時I will stay home if it rains.:家にいる条件
thatは同じ主節へ状況を足すのではなく、動詞の内容になります。
I know that he stayed home.:知っている内容
接続詞を選ぶときは、日本語訳の似た単語ではなく、主節との関係を問い直します。
入試での見分け方
空所補充では、空所後の節が主節へ何を加えているかを見ます。「病気だったので帰った」なら理由、「雨なら中止する」なら条件です。that節では、直前にthink・know・sayなど内容を必要とする動詞があることが手掛かりです。
よくある間違い
接続詞の訳だけを丸暗記すると、時と条件、理由と内容を混同します。必ず主節へ「なぜ・いつ・どんな条件・何を」のどれを足すか確認してください。
また、thatをbecauseのような理由と読む誤りがあります。I think that ...のthat以下は、thinkの理由ではなく中身です。
自分で確かめよう
確認1:I was happy ___ I won the game.で理由を表す語は何ですか。
becauseです。勝ったことが、うれしかった理由です。確認2:___ you need help, call me.で条件を表す語は何ですか。
ifです。「助けが必要なら」という条件です。確認3:I know ___ she can speak French.に入る語は何ですか。
thatです。she can speak Frenchがknowの内容です。確認4:四つの接続詞の後ろに共通して必要な骨組みは何ですか。
主語と述語動詞、つまりS+Vの骨組みです。まとめと次の一歩
becauseは理由、whenは時、ifは条件、thatは内容を加えます。役割は違いますが、どの接続詞の後ろにもSとVを持つ節が続く点は共通です。
次は、S・Vの欠落や誤対応、境界の誤りを見抜き、理由を説明しながら英文を直します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。