thanで示す比較相手の到達診断に挑戦しよう
このレッスンの役割と目標
このセクションでは、thanの役割、名詞、所有代名詞、one、do・does・did、時間表現、長い文の範囲を学びました。最後に、左右を正確に対応させられるか診断します。
目標は、初見文で比較対象を完全な形へ戻し、ものさし・省略・時制を理由付きで説明し、必要な復習先を決めることです。
五領域の診断地図
各領域を0点、1点、2点で記録します。0点は根拠を使えない、1点はヒントがあれば復元できる、2点は初見文で自力説明できる状態です。
例題:省略をすべて復元する
Students in our class read more books this year than they did last year.
- 対象A:our classの生徒が今年読んだ本の数。
- 対象B:同じ生徒が昨年読んだ本の数。
- did:read booksを受ける。
- ものさし:読んだ本の数。
- 時点:this yearとlast year。
単に「昨年より多く」と訳せても、didの内容や二つの時点を示せなければ該当領域は2点ではありません。
結果から戻る場所を決める
| 止まった領域 | 戻るレッスン |
|---|---|
| thanの左右が分からない | thanは左右をつなぐ目印 |
| mine・oneを補えない | 所有格・代名詞の隠れた名詞 |
| do・does・didを誤る | 繰り返す動作を受ける |
| before・usualが曖昧 | 時点や基準を比べる |
| 近い名詞へ飛び付く | 長い文で左右の範囲を取る |
0点の領域だけを対応レッスンで直し、別の文を三問解いてから再診断します。
次のセクションへ進む条件
すべての領域で1点以上、名詞・代名詞と動作の代用で2点を目指します。翌日の初見文でも、左右の完全な形を言えれば定着しています。
次の最上級では、二つの比較から「三つ以上の中の一番」へ範囲が広がります。比較する集団を正確に取るためにも、thanで左右をそろえる力が土台になります。
よくある間違い
正しい日本語訳だけで修了としないでください。省略された名詞・動詞を英語で復元します。
総合点だけでなく五領域を別々に記録し、弱点を隠さないでください。
同じ例文を暗記して2点にせず、人、物、時点、長い名詞句を変えた初見問題で確かめます。
自分で確かめよう
確認1:My camera is lighter than Ken's.のKen'sを完全な形へ戻してください。
`Ken's camera`です。カメラとカメラを重さで比べます。確認2:Aya practices more often than her brothers do.のdoは何を受けますか。
`practice`を受けます。Ayaの練習頻度とher brothersの練習頻度を比べます。確認3:This train arrived earlier than usual.で比べる二つの時点は何ですか。
今回の到着時刻と通常の到着時刻です。確認4:五領域の一つが0点ならどうしますか。
対応するレッスンへ戻り、同じ原因の別問題で復元できるようにしてから再診断します。まとめと次の一歩
thanの理解は、左右の対象、隠れた名詞、代用動詞、時点、長い範囲を完全な形へ戻せることです。領域別に弱点を直し、初見文で説明できれば修了です。
次の「最上級で一番を表そう」では、比較する集団とその中の一番を正確に示します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。