LESSON 01

節の中にも主語と動詞がある

複数の節を切り分ける到達診断に挑戦しよう

動詞数、主語との対応、接続詞、主節・従属節を統合して初見文を分析する

複数の節を切り分ける到達診断に挑戦しよう

このレッスンの役割と目標

このセクションでは、長く見える一文を小さなS+Vのまとまりへ分ける方法を学びました。この到達診断では、初見文に同じ手順を使えるか確かめます。

目標は、述語数、S・V対応、接続詞、主節・従属節を一続きの手順で分析し、自分が止まった段階を特定することです。ここで安定すれば、次の「接続詞の位置とコンマ」へ進めます。

おすすめの学び方

答えを見る前に、紙へV、S、接続詞、境界線の順で印をつけます。間違えた場合は点数だけで終わらず、四段階のどこで判断がずれたか記録してください。

分析の四段階

  1. 述語動詞を組で数える。
  2. 各述語へ主語を対応させる。
  3. 接続詞と節境界を見つける。
  4. 主節と従属節の役割を説明する。
つまずいた段階 戻るレッスン 練習の焦点
動詞数 1572 助動詞や進行形を一組で数える
S・V対応 1573 動詞ごとに「誰が・何が?」と問う
境界 1574・1576 接続詞と省略を補う
役割 1575・1577 なぜ・いつ・条件・内容を問う

例題:初見文を最後まで分析する

When I got home, my sister said she had finished her homework.

  1. 述語はgotsaidhad finishedの三組です。
  2. S・VはI → gotmy sister → saidshe → had finishedです。
  3. 境界はWhen I got home / my sister said / (that) she had finished her homeworkです。
  4. 主節はmy sister saidです。when節は時、thatを補った節はsaidの内容です。

一文を丸ごと訳すより、三つの骨組みを先に作る方が、「帰宅した人」と「宿題を終えた人」を取り違えにくくなります。

診断問題A:構造を分ける

I will call you if I find the book that you need.

ここでは関係代名詞thatが含まれます。未習ならthat以下を一つの追加情報として囲めれば十分です。まずI → will callI → findyou → needの三組を見つけましょう。if節は条件です。

この問題の目的は、知らない文法名があってもS・Vの組を手掛かりに構造を止めないことです。

診断問題B:誤りを説明する

誤:Because the train was late, missed the first class.

主節の述語missedに主語がありません。たとえばIを補い、Because the train was late, I missed the first class.とします。「because節があるから正しい」ではなく、両方の節に骨組みがあるかを確認します。

合格の目安

次の四項目のうち三つ以上を、答えを見ずに説明できれば次へ進めます。

  • 述語を組で正しく数えられる。
  • すべての述語へ主語を対応できる。
  • 接続詞や省略されたthatを使って境界を引ける。
  • 主節と、従属節が加える情報を説明できる。

二つ以下なら失敗ではありません。表から戻るレッスンを一つ選び、短い文を三問だけ再練習します。

よくある間違い

日本語訳が合っただけで構造も理解したと判断すると、別の語彙の文で再現できません。S・Vと境界を示せることまでを合格条件にします。

また、thatを見たらすべて内容節と決めないでください。例題Aのように名詞を説明するthatもあります。今は文法名を完全に判断できなくても、後ろのS・Vを一組として見つけることを優先します。

自分で確かめよう

確認1:Because it was cold, I wore a coat.のS・Vを二組答えてください。`it → was`と`I → wore`です。
確認2:I think she will come if she has time.を節ごとに分けてください。`I think / (that) she will come / if she has time`です。
確認3:When the bell rang, stood up.の問題は何ですか。主節の動詞stood upに主語がありません。たとえば`we stood up`とします。
確認4:分析で接続詞は見つかるが主語を誤る場合、どこへ戻りますか。「主語と動詞を一組ずつ対応させよう」に戻り、動詞ごとに「誰が・何が?」と問います。

まとめと次の一歩

複数節の文は、述語数、S・V対応、境界、役割の順で分析します。つまずきを段階へ戻せることが、入試まで伸び続けるための大切な技能です。

次のセクションでは、節の構造を保ちながら、接続詞を文頭・文中のどこへ置くか、コンマをどう使うかを学びます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。