述語動詞と接続詞に印をつけて節を切ろう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンで四段階の全体像を見ました。今回は最初の二段階、述語動詞を探して節境界を引く作業に集中します。
目標は、20語前後の初見文で、助動詞や進行形を一組の述語として数え、接続詞の前後をS+Vで確かめながら切り分けることです。
おすすめの学び方
述語へV、接続詞へ四角、節境界へ斜線を書きます。意味を全部訳すのは、印が完成した後です。
述語は単語数ではなく組で数える
I think that Ken will come when the game ends.
述語はthink、will come、endsの三組です。willとcomeを別々に数えません。
接続詞thatとwhenを手掛かりに、次のように分けます。
I think / that Ken will come / when the game ends.
それぞれにI → think、Ken → will come、the game → endsがあります。
切る前の確認表
| 確認 | 問い |
|---|---|
| 述語の組 | 主語の動作・状態を述べるものは何か |
| 対応する主語 | 誰が・何がその動作をするか |
| 接続詞 | どんな関係で次の節を導くか |
| 境界 | S+Vの組がどこで切り替わるか |
例題:andを機械的に切らない
Mika bought bread and milk because her family needed food.
- 述語は
boughtとneededの二組です。 - andはbreadとmilkという名詞をつなぐだけです。
- becauseの後ろには
her family → neededがあります。
正しい境界:Mika bought bread and milk / because her family needed food.
誤った境界:Mika bought bread / and milk / because ...
接続詞らしい語を見ただけでは切りません。前後にS+Vの組があるかを確認します。
長い主語に惑わされない
The students in the new English club were happy because they won the contest.
主節の主語の中心はThe students、述語はwereです。clubがwereの主語ではありません。because節はthey → wonです。
長い主語の中に名詞が複数あっても、述語へ「誰が?」と問い、中心を選びます。
よくある間違い
is studyingを二つの述語と数えると、存在しない節を作ります。助動詞+動詞、be動詞+ing形、be動詞+過去分詞は基本的に一組で見ます。
また、接続詞の直後へ必ず線を引くのではありません。because her family needed foodのように、接続詞は後ろの節と一緒に囲みます。
自分で確かめよう
確認1:She knows that I can swim.の述語は何組ですか。
`knows`と`can swim`の2組です。確認2:I like music and art.はandで二節に分けますか。
分けません。andは二つの名詞をつなぎ、述語はlike一組です。確認3:When the rain stopped, we went outside because we wanted to play.を分けてください。
`When the rain stopped / we went outside / because we wanted to play`です。確認4:The color of these flowers is beautiful.でisの主語の中心は何ですか。
`The color`です。近くのflowersではありません。まとめと次の一歩
長い文でも、述語を組で数え、主語を対応させ、接続詞の前後にS+Vがあるか確かめれば節境界を引けます。
次は切り分けた節から主節のS+Vを先に取り出し、文の中心を短くつかみます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。