時・条件・理由・内容を主節へ戻して読もう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンで主節の中心を先に取り出しました。今回は、残したwhen・if・because・that節を、ばらばらの文ではなく主節への情報として戻します。
目標は、各接続詞を「いつ・どんな条件・なぜ・何を」という問いに変え、対応する主節の動詞へ正しく付けられることです。
おすすめの学び方
接続詞の上に問いを書き、その矢印を主節へ戻します。日本語訳の順番より、意味のつながりを優先します。
接続詞を問いに変える
| 節 | 問い | 戻す先 |
|---|---|---|
| when節 | いつ? | 中心の出来事 |
| if節 | どんな条件なら? | 結果・予定 |
| because節 | なぜ? | 原因を必要とする出来事・状態 |
| that節 | 何を? | think・know・sayなど |
When I arrived, Ken said that he was tired because he had practiced hard.
主節はKen saidです。
- いつ言った? →
When I arrived - 何を言った? →
that he was tired ... - なぜ疲れていた? →
because he had practiced hard
because節はsaidの理由ではなく、tiredの理由です。最も近い語へ機械的につけるのでなく、どの問いへの答えか確認します。
例題:情報を正しい段に戻す
If it rains tomorrow, I think that the game will be canceled because the field will be wet.
- 主節は
I thinkです。 that the game will be canceled ...は「何を思う?」への内容です。because the field will be wetは「なぜ試合が中止になる?」への理由です。If it rains tomorrowは、全体の予想が成り立つ条件です。
構造を言葉で重ねると、「明日雨なら、グラウンドがぬれるため試合は中止になると私は思う」です。
階層を箱で考える
長い文では、追加情報の中へさらに追加情報が入ります。大きなthat内容箱の中にbecause理由箱がある、という入れ子です。一列の単語ではなく箱の層として見ると、関係を取り違えにくくなります。
よくある間違い
節を斜線で分けた後、無関係な短文として訳すと、接続詞が示す関係を失います。必ず問いへ変えて戻します。
また、because節を最も近い動詞へ無条件につけると意味が不自然になることがあります。「何の理由か」を内容から確認します。
自分で確かめよう
確認1:I stayed home because I was sick.のbecause節は何への答えですか。
「なぜ家にいたのか」への答えです。確認2:I know that Ken will come.のthat節はどこへ戻しますか。
knowへ「何を知っている?」という内容として戻します。確認3:When school ends, we will play soccer if it is sunny.でif節は何を限定しますか。
サッカーをする予定が成り立つ条件です。まとめと次の一歩
追加情報は、when=いつ、if=条件、because=なぜ、that=何を、という問いに変えて主節や内容節へ戻します。長い文は入れ子の箱として読めます。
次は、表面に見えないthatや共有された主語を仮に補い、境界を読み直します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。