LESSON 01

比較・接続・節の入試総合

誤文訂正で最初の原因を特定しよう

比較対象・接続関係・節骨格・句読法・時制の誤りを分類し最初の原因から直す

誤文訂正で最初の原因を特定しよう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは節を四段階で整えました。今回は比較も含め、誤文の「最初に正しくなくなった原因」を特定します。

目標は、見覚えのある形へ適当に変えず、比較形式・対象、接続関係、節骨格、句読法、時制のどこが原因か説明してから直すことです。

おすすめの学び方

誤文へすぐ赤字を入れず、まず原因ラベルを一つ選びます。修正後に元の意味が保たれているか日本語で確認します。

誤りの分類表

分類 典型例 最初の確認
比較形式 more easier 作り方を重ねていないか
比較対象 than last yearの対応不明 同じ尺度・種類か
接続関係 becauseとsoの混同 原因→結果の向き
節骨格 接続詞後に主語なし 各節にS+Vがあるか
句読法 コンマだけで二文接続 接続詞かピリオドがあるか
時制 if it will rain 未来の条件節か

例題:意味を変えずに原因から直す

誤:This book is more easier than that one.

意図は「この本の方が易しい」です。easyは短い語で比較級easierを使うため、moreとの二重比較が原因です。

正:This book is easier than that one.

This book is more difficult ...へ変えると文法は正しくても意味が逆になるため、修正とはいえません。

例題:二つの完全な文

誤:I was tired, I finished the work.

S+Vが二組あり、コンマだけで接続しています。「疲れていたのに」という意図ならbutを補います。

正:I was tired, but I finished the work.

修正後の再点検

  1. 元の意味を保ったか。
  2. 各節のS+Vは完成したか。
  3. 接続詞の向きは合うか。
  4. 比較対象・時制・コンマに別の誤りはないか。

よくある間違い

単語を変えて「見たことのある文」に近づけるだけでは、原因を学べません。次の問題へ移せるよう、なぜ誤りかを一文で言います。

また、複数の直し方がある場合は、問題が意図した意味を最も保つものを選びます。

自分で確かめよう

確認1:Ken is the tallest than Taro.の原因は何ですか。最上級とthanを混ぜています。二者比較なら`Ken is taller than Taro.`です。
確認2:Because it rained, so we stayed home.の原因は何ですか。理由から結果を示す接続方法を二重に使っています。becauseかsoの一方にします。
確認3:If she will come tomorrow, we will start.の原因は何ですか。未来の条件を表すif節にwillを置いています。`If she comes ...`です。

まとめと次の一歩

誤文訂正は、原因を分類し、意図した意味を保って直し、全文を再点検します。修正理由を言えることが再発防止になります。

次は長文設問で、比較の向きや接続関係を根拠として選択肢を判断します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。