LESSON 01

節の中にも主語と動詞がある

主節と従属節の役割を見分けよう

文の中心となる主節と、時・条件・理由・内容を加える従属節を区別する

主節と従属節の役割を見分けよう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは、接続詞を手掛かりに節の境界を引きました。今回は、分けた節が文の中で同じ重さではないことを学びます。

目標は、文の中心となる主節と、時・条件・理由・内容を加える従属節を見分け、「中心の出来事は何か」を説明できることです。時制やコンマの規則は後のセクションで扱います。

おすすめの学び方

節を分けたら、一つずつ「これだけで話の中心を言えるか」と問いましょう。中心の節へ太い線、情報を足す節へ細い矢印を書くと役割が見えます。

主節が中心、従属節が情報を加える

I stayed home because I was sick.

  • 主節:I stayed home(私は家にいた)
  • 従属節:because I was sick(病気だったので)

伝えたい中心は「私は家にいた」です。because節は、その理由を加えます。

主節へ従属節が理由を加える図 I stayed homeを文の中心となる大きな箱、because I was sickを理由を加える小さな箱として矢印で結ぶ。 主節:話の中心I stayed home.私は家にいた 従属節:理由because I was sick 従属節は「なぜ?」への答えを主節へ足す

接続詞から役割を予測する

接続詞 従属節が加える情報 問い
because 理由 なぜ?
when いつ?
if 条件 どんな条件なら?
that 考え・知識・発言の内容 何を?

When school ended, we played soccer.では、語順の最初にwhen節があります。しかし、最初にあるから主節とは限りません。中心はwe played soccerで、when節は「いつ」を加えています。

that節は少し見え方が違います。I know that he is busy.では、主節はI know、that節は「何を知っているか」という内容です。that節が長くても、文全体を支配する動詞はknowです。

例題:中心の出来事を見抜く

If it is sunny, we will visit the park.

  1. 節はif it is sunnywe will visit the parkです。
  2. if節は「晴れていれば」という条件です。
  3. 条件が満たされたときに起こる中心の予定は「私たちは公園を訪れる」です。
  4. よって主節はwe will visit the park、従属節はif it is sunnyです。

主節を見つけると、長い文でも最初に「何が起きる文か」をつかめます。その後で理由や時などを付け足します。

and・butで結ぶ場合

I was tired, but I studied.では、I was tiredI studiedが対等に結ばれています。この二つは主節と従属節というより、二つの独立した内容です。because・when・if・thatのように一方がもう一方へ情報を加える形との違いを意識します。

よくある間違い

文頭の節を必ず主節と決めると、When I got home, my mother was cooking.でwhen節を中心と誤認します。接続詞が「時・条件・理由」を加えていないか確認してください。

また、日本語訳で長い方を中心だと考えるのも危険です。役割は長さではなく、どちらが中心の主張で、どちらが情報を足すかで決めます。

自分で確かめよう

確認1:I went to bed because I was tired.の主節はどこですか。`I went to bed`です。because節は理由を加えます。
確認2:When the movie ended, everyone stood up.の中心は何ですか。`everyone stood up`です。when節はその時を示します。
確認3:I believe that this answer is right.のthat節の役割は何ですか。believeの内容、つまり「何を信じているか」を表します。
確認4:I opened the window and she closed the door.は主節と従属節ですか。いいえ。andが二つの対等な内容を結んでいます。

まとめと次の一歩

主節は文の中心を述べ、従属節は時・条件・理由・内容などを加えます。文頭かどうかや長さではなく、接続詞の意味と節の役割で見分けます。

次は、主語やthatが表面に書かれていない文でも、必要な要素を補って節の骨組みを確かめます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。