主節と従属節の役割を見分けよう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、接続詞を手掛かりに節の境界を引きました。今回は、分けた節が文の中で同じ重さではないことを学びます。
目標は、文の中心となる主節と、時・条件・理由・内容を加える従属節を見分け、「中心の出来事は何か」を説明できることです。時制やコンマの規則は後のセクションで扱います。
おすすめの学び方
節を分けたら、一つずつ「これだけで話の中心を言えるか」と問いましょう。中心の節へ太い線、情報を足す節へ細い矢印を書くと役割が見えます。
主節が中心、従属節が情報を加える
I stayed home because I was sick.
- 主節:
I stayed home(私は家にいた) - 従属節:
because I was sick(病気だったので)
伝えたい中心は「私は家にいた」です。because節は、その理由を加えます。
接続詞から役割を予測する
| 接続詞 | 従属節が加える情報 | 問い |
|---|---|---|
| because | 理由 | なぜ? |
| when | 時 | いつ? |
| if | 条件 | どんな条件なら? |
| that | 考え・知識・発言の内容 | 何を? |
When school ended, we played soccer.では、語順の最初にwhen節があります。しかし、最初にあるから主節とは限りません。中心はwe played soccerで、when節は「いつ」を加えています。
that節は少し見え方が違います。I know that he is busy.では、主節はI know、that節は「何を知っているか」という内容です。that節が長くても、文全体を支配する動詞はknowです。
例題:中心の出来事を見抜く
If it is sunny, we will visit the park.
- 節は
if it is sunnyとwe will visit the parkです。 - if節は「晴れていれば」という条件です。
- 条件が満たされたときに起こる中心の予定は「私たちは公園を訪れる」です。
- よって主節は
we will visit the park、従属節はif it is sunnyです。
主節を見つけると、長い文でも最初に「何が起きる文か」をつかめます。その後で理由や時などを付け足します。
and・butで結ぶ場合
I was tired, but I studied.では、I was tiredとI studiedが対等に結ばれています。この二つは主節と従属節というより、二つの独立した内容です。because・when・if・thatのように一方がもう一方へ情報を加える形との違いを意識します。
よくある間違い
文頭の節を必ず主節と決めると、When I got home, my mother was cooking.でwhen節を中心と誤認します。接続詞が「時・条件・理由」を加えていないか確認してください。
また、日本語訳で長い方を中心だと考えるのも危険です。役割は長さではなく、どちらが中心の主張で、どちらが情報を足すかで決めます。
自分で確かめよう
確認1:I went to bed because I was tired.の主節はどこですか。
`I went to bed`です。because節は理由を加えます。確認2:When the movie ended, everyone stood up.の中心は何ですか。
`everyone stood up`です。when節はその時を示します。確認3:I believe that this answer is right.のthat節の役割は何ですか。
believeの内容、つまり「何を信じているか」を表します。確認4:I opened the window and she closed the door.は主節と従属節ですか。
いいえ。andが二つの対等な内容を結んでいます。まとめと次の一歩
主節は文の中心を述べ、従属節は時・条件・理由・内容などを加えます。文頭かどうかや長さではなく、接続詞の意味と節の役割で見分けます。
次は、主語やthatが表面に書かれていない文でも、必要な要素を補って節の骨組みを確かめます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。