言い換えても比較の三要素を保とう
このレッスンの役割と目標
前のセクションまでに、比較級・最上級・as ... asを別々に学びました。ここからは、形を変えても同じ事実を伝える「言い換え」に進みます。
目標は、比較文から「対象」「ものさし」「関係」の三要素を取り出し、言い換え後にもすべて保たれているか確かめられることです。
おすすめの学び方
単語の置き換えから始めず、英文を読んだら三要素を日本語または記号でメモしましょう。特に大小の矢印を先に固定します。
表現が変わっても事実は一つ
二つの英文は語順も形も違います。しかし、比べる二人、身長というものさし、Tomのほうが高いという関係は同じです。
例題:三要素を先に取り出す
This river is longer than that one.を見ます。
- 対象はthis riverとthat riverです。
- ものさしはlong、つまり長さです。
- 関係はthis river > that riverです。
言い換え候補That river is not as long as this one.でも三要素を確認します。対象とものさしは同じで、that riverがthis riverに届かないため、関係も一致します。
よくある間違い
tallerをas tall asへ置き換えるだけでは、同じ意味になりません。肯定のas tall asは同程度です。主語を入れ替えてnotを使う必要があります。
また、対象の範囲も事実の一部です。「クラスで」「日本で」などの範囲を落とすと、同じ文とは言えません。
自分で確かめよう
確認1:Aya runs faster than Mei.の三要素を答えてください。
対象はAyaとMei、ものさしは走る速さ、関係はAya > Meiです。確認2:Ken is as tall as Tom.とKen is not as tall as Tom.は同じ事実ですか。
違います。前者は同程度、後者はKen < Tomです。確認3:Mt. A is the highest mountain in this town.で保つべき範囲は何ですか。
`in this town`、つまりこの町の山という比較範囲です。まとめと次の一歩
比較の言い換えでは、対象、ものさし、関係の三要素を保ちます。形を変えた後、記号や日本語へ戻して同じ事実か確かめましょう。
次は、比較級の文をnot as ... asへ実際に言い換えます。
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