LESSON 01

比較表現を言い換えよう

言い換えても比較の三要素を保とう

対象・ものさし・大小または同等の関係を比較表現から取り出す

言い換えても比較の三要素を保とう

このレッスンの役割と目標

前のセクションまでに、比較級・最上級・as ... asを別々に学びました。ここからは、形を変えても同じ事実を伝える「言い換え」に進みます。

目標は、比較文から「対象」「ものさし」「関係」の三要素を取り出し、言い換え後にもすべて保たれているか確かめられることです。

おすすめの学び方

単語の置き換えから始めず、英文を読んだら三要素を日本語または記号でメモしましょう。特に大小の矢印を先に固定します。

表現が変わっても事実は一つ

比較の言い換えで保つ三要素 対象AとB、ものさしの高さ、AがBより大きい関係を中央に置き、異なる英文でも同じ三要素を表すことを示す。 Tom is taller than Ken. Ken is not as tall as Tom. 対象Tom / Ken ものさし身長 tall 関係Tom > Ken

二つの英文は語順も形も違います。しかし、比べる二人、身長というものさし、Tomのほうが高いという関係は同じです。

例題:三要素を先に取り出す

This river is longer than that one.を見ます。

  1. 対象はthis riverとthat riverです。
  2. ものさしはlong、つまり長さです。
  3. 関係はthis river > that riverです。

言い換え候補That river is not as long as this one.でも三要素を確認します。対象とものさしは同じで、that riverがthis riverに届かないため、関係も一致します。

よくある間違い

talleras tall asへ置き換えるだけでは、同じ意味になりません。肯定のas tall asは同程度です。主語を入れ替えてnotを使う必要があります。

また、対象の範囲も事実の一部です。「クラスで」「日本で」などの範囲を落とすと、同じ文とは言えません。

自分で確かめよう

確認1:Aya runs faster than Mei.の三要素を答えてください。対象はAyaとMei、ものさしは走る速さ、関係はAya > Meiです。
確認2:Ken is as tall as Tom.とKen is not as tall as Tom.は同じ事実ですか。違います。前者は同程度、後者はKen < Tomです。
確認3:Mt. A is the highest mountain in this town.で保つべき範囲は何ですか。`in this town`、つまりこの町の山という比較範囲です。

まとめと次の一歩

比較の言い換えでは、対象、ものさし、関係の三要素を保ちます。形を変えた後、記号や日本語へ戻して同じ事実か確かめましょう。

次は、比較級の文をnot as ... asへ実際に言い換えます。

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