LESSON 01

thanで比較の相手を示そう

than以下の対象と動詞のずれを修正しよう

左右の種類、代名詞、do・does・did、時点の誤りを原因から直す

than以下の対象と動詞のずれを修正しよう

このレッスンの役割と目標

長い文でもthanの左右を取れるようになりました。今回は、物と人、現在と過去、主語と代用動詞などがずれた文を原因から直します。

目標は、不自然さの場所だけでなく、左右の種類・範囲・時制のどこが最初にずれたかを説明し、意味を保って修正できることです。

四つの点検場所

than以下のずれを見つける四つの点検場所 対象の種類、隠れた名詞、主語と代用動詞、時点の対応を点検する。 1 対象の種類物 ↔ 物、人 ↔ 人 2 隠れた名詞mine・Ken's・oneを戻す 3 主語と時制do・does・didを合わせる 4 時点の対応現在 ↔ 以前の状態

最初に左右を完全な形へ戻し、その後で短い自然な形へ直します。

例題:物と人のずれを直す

誤:My bicycle is newer than Ken.

左はmy bicycle、右はKenという人です。意図がケンの自転車との比較なら、右に隠れたbicycleを補います。

正:My bicycle is newer than Ken's.

Ken'sはKen's bicycleを表します。最初の誤りは、比較対象の種類がそろっていなかったことです。

代用動詞のずれを直す

誤:I practice longer than my brother do.

現在の文で、than以下の主語my brotherは三人称単数です。doではなくdoesを使います。

正:I practice longer than my brother does.

誤:Aya studied harder than I do.では、左が過去studiedなのでdidに直します。主語Iだけを見てdoを選ばないことが重要です。

時点を完全な意味へ戻す

I am busier than last week.は文法的に使われますが、意味では「今の私の忙しさ」と「先週の私の忙しさ」を比べています。last weekという時間そのものと人を比べるのではありません。

訂正問題では、文法上の短い表現を必要以上に長く直さず、意味の上で何が省略されたかを説明します。

よくある間違い

英文を日本語にして通じるだけで正しいと判断しないでください。左右の中心名詞・動詞を書き出します。

do・does・didを右の主語だけで選ばず、左の時制も確認します。

自然な省略まで誤りとして全部書き直さないでください。省略後も対象が一意に分かるかを見ます。

自分で確かめよう

確認1:My room is larger than my sister.を直してください。`My room is larger than my sister's.`などとします。my sister'sはmy sister's roomです。
確認2:Ken runs faster than his friends does.を直してください。`Ken runs faster than his friends do.`です。his friendsは複数なので現在形のdoを使います。
確認3:Mika practiced longer than I do yesterday.を直してください。`Mika practiced longer than I did yesterday.`です。左が過去practicedなのでdidで受けます。
確認4:than last yearは必ず誤りですか。いいえ。同じ対象の昨年の状態・動作が文脈から分かるなら自然な省略です。

まとめと次の一歩

than以下のずれは、対象の種類、隠れた名詞、主語と時制、時点の対応を順に点検します。完全な形へ戻してから自然な文へ直しましょう。

次は名詞・代名詞・代用動詞・時点・長い範囲をまとめて診断します。

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