LESSON 01

節の中にも主語と動詞がある

主語と動詞を一組ずつ対応させよう

複数の主語と述語動詞を意味と語順から一対ずつ対応させる

主語と動詞を一組ずつ対応させよう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは、述語動詞の数から節の数を予測しました。しかし、動詞を見つけただけでは「誰がその動作をするのか」を取り違えることがあります。

このレッスンの目標は、複数の主語と動詞を一組ずつ結び、節の骨組みを正確に取り出すことです。次のレッスンでは、その組と接続詞を使って節の境界線を引きます。

おすすめの学び方

動詞に下線を引いたら、その上に「誰が?」「何が?」と書き、答えになる主語へ矢印を戻します。近くの名詞をすぐ主語と決めず、意味が通る組か確認してください。

文の骨組みはSとVのペア

I smiled because the story was funny.

この文の骨組みは、次の二組です。

  • I → smiled
  • the story → was

storysmiledの近くにも見えますが、「物語がほほえんだ」では意味が合いません。語順だけでなく意味も使うと、正しい組を選べます。

二つの節で主語と動詞を対応させる図 Iからsmiledへ青い矢印、the storyからwasへ緑の矢印を結び、それぞれが別の節の主語と動詞であることを示す。 I smiled because the story was funny. 節1の骨組み I smiled I がほほえんだ because 節2の骨組み the story was 物語がおもしろかった 動詞ごとに「誰が・何が?」を問い、答えへ戻る

主語を見つける三つの手掛かり

手掛かり 確かめること
動詞の前 基本語順では主語が動詞より前にある Ken runs.
意味 その動作・状態の持ち主として自然か the story was funny
接続詞 接続詞の後ろで新しい主語が始まることがある because she was busy

一つの手掛かりだけに頼らず、三つを合わせます。特に長い主語では、主語の中の名詞と動詞を誤って組ませないことが大切です。

The boy with a blue bag is my brother.では、isの主語は直前のbagではなく、まとまり全体の中心であるThe boyです。

例題:二組のSとVを取り出す

When Emi arrived, we started dinner.

  1. 述語動詞はarrivedstartedです。
  2. 誰がarrivedしたかと問うと、Emiです。
  3. 誰がstartedしたかと問うと、weです。
  4. 骨組みはEmi arrivedwe startedです。

Whenは時を加えますが、SとVの組そのものではありません。まず二つの骨組みを取り出すと、Emiが到着したとき、私たちは夕食を始めたと安定して読めます。

主語が共有される場合

Ken opened the door and entered the room.では、述語はopenedenteredですが、二つ目の動詞の前に新しい主語はありません。意味から、Kenが両方の動作をしています。

このような共有は後のレッスンで詳しく扱います。今は、書かれていない主語を勝手に別の人だと考えず、前の主語を使うと意味が通るか確かめましょう。

よくある間違い

動詞の直前にある名詞を必ず主語と決めると、The color of these flowers is beautiful.flowers → isと誤対応します。文の中心はThe color → isです。

また、二つ目の動詞を見つけたのに主語を探さないと、誰の動作か曖昧なまま訳すことになります。動詞を一つ見つけるたびに、対応する主語を一つ確認します。

自分で確かめよう

確認1:I know that she likes music.のSとVの組を二つ答えてください。`I → know`と`she → likes`です。
確認2:Because the bus was late, Taro walked to school.の組は何ですか。`the bus → was`と`Taro → walked`です。
確認3:The students in this room are quiet.でareの主語の中心は何ですか。`The students`です。近くにあるroomではありません。
確認4:Mika stood up and opened the window.でopenedの動作主は誰ですか。Mikaです。andの後ろでは主語Mikaが共有されています。

まとめと次の一歩

動詞を見つけたら、「誰が・何がその動作や状態の持ち主か」を問い、主語と一組ずつ対応させます。語順、意味、接続詞の三つを手掛かりにすると、近くの名詞への誤対応を防げます。

次は、取り出したSとVの組の間に接続詞を見つけ、節の境界線を引きます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。