主語と動詞を一組ずつ対応させよう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、述語動詞の数から節の数を予測しました。しかし、動詞を見つけただけでは「誰がその動作をするのか」を取り違えることがあります。
このレッスンの目標は、複数の主語と動詞を一組ずつ結び、節の骨組みを正確に取り出すことです。次のレッスンでは、その組と接続詞を使って節の境界線を引きます。
おすすめの学び方
動詞に下線を引いたら、その上に「誰が?」「何が?」と書き、答えになる主語へ矢印を戻します。近くの名詞をすぐ主語と決めず、意味が通る組か確認してください。
文の骨組みはSとVのペア
I smiled because the story was funny.
この文の骨組みは、次の二組です。
I → smiledthe story → was
storyはsmiledの近くにも見えますが、「物語がほほえんだ」では意味が合いません。語順だけでなく意味も使うと、正しい組を選べます。
主語を見つける三つの手掛かり
| 手掛かり | 確かめること | 例 |
|---|---|---|
| 動詞の前 | 基本語順では主語が動詞より前にある | Ken runs. |
| 意味 | その動作・状態の持ち主として自然か | the story was funny |
| 接続詞 | 接続詞の後ろで新しい主語が始まることがある | because she was busy |
一つの手掛かりだけに頼らず、三つを合わせます。特に長い主語では、主語の中の名詞と動詞を誤って組ませないことが大切です。
The boy with a blue bag is my brother.では、isの主語は直前のbagではなく、まとまり全体の中心であるThe boyです。
例題:二組のSとVを取り出す
When Emi arrived, we started dinner.
- 述語動詞は
arrivedとstartedです。 誰がarrivedしたかと問うと、Emiです。誰がstartedしたかと問うと、weです。- 骨組みは
Emi arrivedとwe startedです。
Whenは時を加えますが、SとVの組そのものではありません。まず二つの骨組みを取り出すと、Emiが到着したとき、私たちは夕食を始めたと安定して読めます。
主語が共有される場合
Ken opened the door and entered the room.では、述語はopenedとenteredですが、二つ目の動詞の前に新しい主語はありません。意味から、Kenが両方の動作をしています。
このような共有は後のレッスンで詳しく扱います。今は、書かれていない主語を勝手に別の人だと考えず、前の主語を使うと意味が通るか確かめましょう。
よくある間違い
動詞の直前にある名詞を必ず主語と決めると、The color of these flowers is beautiful.でflowers → isと誤対応します。文の中心はThe color → isです。
また、二つ目の動詞を見つけたのに主語を探さないと、誰の動作か曖昧なまま訳すことになります。動詞を一つ見つけるたびに、対応する主語を一つ確認します。
自分で確かめよう
確認1:I know that she likes music.のSとVの組を二つ答えてください。
`I → know`と`she → likes`です。確認2:Because the bus was late, Taro walked to school.の組は何ですか。
`the bus → was`と`Taro → walked`です。確認3:The students in this room are quiet.でareの主語の中心は何ですか。
`The students`です。近くにあるroomではありません。確認4:Mika stood up and opened the window.でopenedの動作主は誰ですか。
Mikaです。andの後ろでは主語Mikaが共有されています。まとめと次の一歩
動詞を見つけたら、「誰が・何がその動作や状態の持ち主か」を問い、主語と一組ずつ対応させます。語順、意味、接続詞の三つを手掛かりにすると、近くの名詞への誤対応を防げます。
次は、取り出したSとVの組の間に接続詞を見つけ、節の境界線を引きます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。