LESSON 01

長い文を節ごとに読もう

長い一文を四段階で読む見取り図を持とう

述語・境界・主節・追加情報の順で読む手順を説明する

長い一文を四段階で読む見取り図を持とう

このレッスンの役割と目標

前のセクションまでに、比較、接続詞、節、コンマ、時制を一つずつ学びました。ここからは、それらが同時に現れる長い一文を読む技能へまとめます。

目標は、知らない単語があっても止まらず、「述語 → 境界 → 主節 → 追加情報」の四段階で文の大きな意味をつかむことです。次のレッスンから各段階を詳しく練習します。

おすすめの学び方

最初から美しい日本語訳を作らないでください。英文へV、斜線、主節の箱、矢印の順で印をつけ、最後に意味を組み立てます。

四段階の読解手順

  1. 述語動詞の組を見つける。
  2. 接続詞を手掛かりに節の境界を引く。
  3. 主節のS+Vを先に読む。
  4. 時・条件・理由・内容を主節へ戻す。
長い英文を読む四段階 述語を探す、節の境界を引く、主節を読む、追加情報を戻すという四段階を左から右へ示す。 1 述語Vを組で数える 2 境界接続詞で切る 3 主節中心を先に読む 4 追加情報問いへ戻す 全訳より先に、文の骨組みを作る

例題:四段階を一度使ってみる

When I got home, my sister said that she had finished her homework because she wanted to watch a movie.

  1. 述語はgotsaidhad finishedwantedの四組です。
  2. When ... / my sister said / that ... / because ...に分けます。
  3. 主節はmy sister saidです。中心は「姉(妹)が言った」です。
  4. when節は言った時、that節は言った内容、because節は宿題を終えた理由です。

細かな語彙をすべて訳す前でも、「帰宅した時、姉(妹)が、映画を見たいという理由を含む宿題の話をした」という構造が見えます。

未知語があっても構造は探せる

入試では、一語知らないだけで全文が読めないと感じることがあります。しかし、接続詞、代名詞、助動詞、基本動詞は構造の手掛かりになります。

未知語へ印をつけて保留し、まず節の役割を決めます。後から前後の意味で推測した方が、単語だけを眺めるより正確です。

よくある間違い

左から一語ずつ日本語へ変えると、主節へ着く前に情報が多くなり、主語を取り違えます。長いほど先に構造を取ります。

また、最初の知らない単語で止まると、後ろにある言い換えや理由を使えません。未知語は仮置きし、読める節を先に進めます。

自分で確かめよう

確認1:長い文で最初に探すものは何ですか。述語動詞の組です。節の数を予測するためです。
確認2:節を分けた後、何を先に読みますか。文の中心となる主節のS+Vです。
確認3:because節は主節へどんな問いで戻しますか。「なぜ?」という問いで理由として戻します。
確認4:未知語を見つけたら必ずそこで止まるべきですか。いいえ。印をつけて保留し、接続詞とS+Vから構造を先に読みます。

まとめと次の一歩

長い一文は、述語、境界、主節、追加情報の四段階で読みます。全訳より先に骨組みを作ると、未知語があっても中心を失いません。

次は第一・第二段階を詳しく行い、20語前後の初見文へ述語と境界の印をつけます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。