比較の土台の到達診断に挑戦しよう
このレッスンの役割と目標
このセクションでは、比較対象、共通のものさし、形容詞と副詞、省略、事実と評価、対象のずれを学びました。最後に、比較級の形を作る前の理解を統合して診断します。
目標は、初めて見る比較でも、対象A・対象B・ものさしSを示し、必要なら省略を補って修正できることです。
五つの診断領域
各領域を、できない0点、手助けがあればできる1点、初見文で根拠を説明できる2点として記録します。
例題:一文を五領域で診断する
Mika speaks more clearly than her brother does.
- 対象:Mikaが話す動作と、her brotherが話す動作。
- ものさし:話し方の明瞭さ。
- 品詞:clearlyはspeaksを説明する副詞。
- 省略:doesはspeaksを受ける。
- ずれ:動作と動作が対応しているのでずれはない。
訳だけ合っても、doesの内容やclearlyの接続先を示せなければ、その領域は2点ではありません。
診断問題から復習先を決める
| 止まったところ | 戻るレッスン |
|---|---|
| 何と何か分からない | 二つの対象と一つのものさし |
| 形容詞・副詞を混同 | 性質または動作のものさし |
| oneやdoを補えない | 文脈から省略を補う |
| 意見を事実として読む | 事実と感じ方を分ける |
| 左右がそろわない | 対象とものさしのずれを修正 |
0点の領域があるなら、比較級の語形へ急がず、対応するレッスンの例題と自己確認をやり直します。すべて1点以上なら、弱い領域の別問題を三問解いて再診断します。
応用例:図表を言葉にする
二つの公園について、Aは駅から5分・面積2ヘクタール、Bは駅から12分・面積5ヘクタールだとします。
Park A is closer to the station than Park B.は駅までの距離・時間を比較します。Park B is larger than Park A.は面積を比較します。同じ二つの対象でも、ものさしが変わると向きも変わります。
よくある間違い
総合点だけを見て、どの力が不足したかを隠さないでください。五領域を別々に記録します。
比較級の綴りがまだ分からないことを、この診断の失敗と考えないでください。ここでは形より前の意味と構造を見ています。
同じ例文を暗記して2点にしないでください。人、物、動作、図表を変えた初見問題で確かめます。
自分で確かめよう
確認1:My camera is lighter than yours.の五領域のうち、省略は何ですか。
yoursはyour cameraを表します。カメラとカメラを重さで比べています。確認2:This game is better.だけでA・B・Sをすべて確定できますか。
Aはthis gameですが、Bとbetterの具体的なものさしは文脈が必要です。確認3:五領域のうち0点が一つある場合、次へ進みますか。
先に対応するレッスンへ戻り、初見問題で少なくとも1点、できれば2点にしてから進みます。確認4:このセクションを終えた状態を一文で言うと何ですか。
比較の形をまだ知らなくても、何と何をどの点で比べるかを、文脈と省略を含めて説明できる状態です。まとめと次の一歩
比較の土台は、対象、ものさし、形容詞・副詞、省略、左右の対応です。初見文でA・B・Sを示し、根拠を説明できれば準備完了です。
次の「比較級の形を作ろう」では、この意味の土台の上に-er、more、不規則変化を正確に載せます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。