LESSON 01

長い文を節ごとに読もう

比較・等位・従属が重なる文を層に分けよう

than・and・but・because・when・if・thatを含む複合文を外側から階層化する

比較・等位・従属が重なる文を層に分けよう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンまでで、節分け、主節、追加情報、省略を扱いました。今回はthan・and・butとbecause・when・if・thatが重なる文を読みます。

目標は、すべての接続語を同じ高さで横並びにせず、文全体の関係と、その中に入る比較・理由・内容を層として分けることです。

おすすめの学び方

最初に文全体を二、三個の大きな節へ分けます。その後、各節の中にあるthanやthatを小さな箱で囲みます。外側から内側へ進みます。

外側の関係を先に決める

I thought the test was easier than the last one, but Ken said that it was difficult because he had not studied enough.

最も外側はbutで結ばれた二つの内容です。

  1. I thought ...
  2. Ken said ...

一つ目の内容箱にeasier than the last oneという比較があります。二つ目のthat内容箱には、because he had not studied enoughという理由があります。

比較・等位・従属を外側と内側の層に分ける図 文全体をbutで左右二つの大きな箱に分け、左箱の中にthan比較、右箱の中にthat内容とbecause理由の小さな箱を示す。 外側1:I thought ...内側:easierthan the last one but 外側2:Ken said ...that it was difficultbecause he had not studied内容箱の中に理由箱 大きな関係を決めてから、内側を読む

例題:外側からかっこを作る

When I arrived, Emi was studying, and her brother was playing a game because he had finished his homework.

  1. 文全体はandでEmi was studyingher brother was playing a gameを結びます。
  2. When I arrivedは全体の場面となる時です。
  3. because節は兄弟がゲームをしていた理由です。

層:[When I arrived] [[Emi was studying] and [her brother was playing a game [because ...]]]

thanは比較対象へ戻す

thanを接続詞の節境界と同じように扱うと、何を比べるかを失います。faster than Kenなら速さ、more books than I didなら本の数です。比較する尺度と二つの対象を先に箱へ入れます。

よくある間違い

接続語を見つけた順に同じ大きさで切ると、because節を文全体の理由と誤認することがあります。最初に最も外側の主張を決めます。

また、than後の対象を直前の名詞へ機械的につけず、何の比較かを確認します。

自分で確かめよう

確認1:I was tired, but I ran faster than Ken.の最も外側の関係は何ですか。butによる反対・予想外の関係です。than比較は二つ目の節の中にあります。
確認2:I know that she stayed home because she was sick.のbecause節は何の理由ですか。彼女が家にいた理由です。knowの理由ではありません。
確認3:When school ended, I called Ken and told him that the game was canceled.の外側の出来事は何ですか。IがKenへ電話し、彼に中止の内容を伝えたことです。when節はその時です。

まとめと次の一歩

複数の接続語が重なる文は、外側の主張関係を先に決め、その中へ比較・内容・理由の小さな箱を作ります。

次は、設問が「なぜ・いつ・どんな条件・何を」と尋ねているかを見て、根拠になる節を選びます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。