入試問題を技能別に見分ける見取り図を持とう
このレッスンの役割と目標
前のセクションまでで、比較、接続詞、節、句読法、時制、長文読解を学びました。最後のセクションでは、出題形式が変わっても必要な技能を自分で選びます。
目標は、問題を解き始める前に、空所補充・並べ替え・誤文訂正・読解・英作文のどれかを見分け、最初に確認する項目を決めることです。
おすすめの学び方
答えを出す前に、問題の横へ「比較」「接続関係」「節骨格」「時制」「根拠」のような技能ラベルを書きます。直前に学んだ規則を何にでも使うのを防げます。
出題形式と最初の一手
| 出題形式 | 最初に確認すること | 主な技能 |
|---|---|---|
| 空所補充 | 空所の前後と意味関係 | 比較形式・接続詞・時制 |
| 並べ替え | S+Vと接続詞のまとまり | 節骨格・語順・コンマ |
| 誤文訂正 | 最初に崩れた条件 | 比較対象・接続・時制 |
| 長文設問 | 問いに対応する節 | 主節・理由・条件・内容 |
| 英作文 | 伝える関係と節数 | 比較・接続・自己点検 |
例題:同じ語でも必要技能は違う
問題A:Emi is ( ) than Aya.
thanがあり、二者を比較します。必要技能は比較級の語形です。
問題B:Emi was tired, ( ) she finished the work.
前後が予想に反するため、必要技能は接続関係のbutです。
問題C:If it (rain) tomorrow, we will stay home.
必要技能は未来の条件節で現在形を使う時制判断です。
「空所がある」という表面は同じでも、解く技能は違います。
問題文の指示も読む
「意味が通る語」「語形を直す」「語句を並べ替える」「理由を英語で答える」では、求める証拠が異なります。選択肢を見る前に指示を一度言い換えましょう。
よくある間違い
直前に比較級を学んだから、thanのない問題でも比較級を探すような解き方は危険です。出題形式と文の条件から技能を選びます。
また、選択肢を先に眺めて見覚えのある形を選ばず、S+Vと意味関係を確認します。
自分で確かめよう
確認1:Why did Ken stay home?という設問で最初に探すものは何ですか。
理由を示すbecause節などの根拠です。確認2:語句並べ替えで最初に作る骨組みは何ですか。
主語と述語動詞のS+Vです。その後、接続詞ごとの節をまとめます。確認3:誤文訂正で単語を適当に替える前に何をしますか。
比較対象、節骨格、接続関係、時制のどこが最初に崩れたか分類します。まとめと次の一歩
入試問題は、形式と条件から必要技能を選びます。空所・並べ替え・誤文・読解・英作文で最初の一手を変えます。
次は比較問題に絞り、対象数・程度・範囲から比較級・最上級・as ... asを選びます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。