LESSON 01

何と何をどう比べるか

形容詞で人や物の性質をものさしにしよう

be動詞の後ろと名詞の前の形容詞を比較軸として読む

形容詞で人や物の性質をものさしにしよう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは比較の対象とものさしを分けました。ここでは、tall、large、interestingなど、人や物の性質を表す形容詞をものさしとして読みます。

目標は、名詞の前とbe動詞の後ろにある形容詞を見つけ、何の性質を表すかを説明できることです。

形容詞が置かれる二つの場所

形容詞が名詞を説明する二つの場所 名詞の前のa tall buildingと、be動詞の後ろのThe building is tallを対応させる図。 名詞の前a tall buildingtall → building be動詞の後ろThe building is tall.building = tallな状態

どちらもtallがbuildingの高さを表します。比較の文This building is taller than that one.でも、tallerは主語This buildingの性質を説明します。

形容詞を見つけたら、「誰・何が、その性質を持つか」を矢印で結びます。

例題:ものさしを言葉にする

This math problem is more difficult than the last one.

対象Aはthis math problem、対象Bはthe last oneです。形容詞difficultが表すものさしは問題の難しさです。more difficultを「より難しい」と訳すだけでなく、何の性質かを示します。

My room is brighter than yours.ではbrightが部屋の明るさを表します。yoursはyour roomを指すため、部屋と部屋を対応させています。

似た語でもものさしを区別する

形容詞 主なものさし 質問にすると
tall 人・建物の高さ どのくらい高いか
long 長さ・時間 どのくらい長いか
heavy 重さ どのくらい重いか
useful 役立ち度 どのくらい役立つか
popular 人気の程度 どのくらい支持されるか

largeとtallをどちらも「大きい」と覚えると、ものさしがぼやけます。largeは全体の大きさ、tallは高さという違いがあります。

よくある間違い

be動詞の後ろの形容詞を目的語と呼ばないでください。主語の性質を説明する補語です。

形容詞だけを訳し、説明される名詞を見失わないでください。長い主語でも中心となる名詞へ矢印を結びます。

日本語が同じ「大きい」でも、英語では高さ、長さ、全体の大きさなどを区別します。何を測るかを先に決めます。

自分で確かめよう

確認1:This book is more useful than that one.のものさしは何ですか。本の役立ち度です。usefulが主語This bookの性質を表します。
確認2:a beautiful parkのbeautifulは何を説明しますか。名詞parkを説明します。公園の美しさが比較のものさしになり得ます。
確認3:My house is taller than yours.のyoursは何を指しますか。your houseを指します。家と家を高さで比べています。

まとめと次の一歩

形容詞は、名詞の前またはbe動詞の後ろで、人や物の性質を表します。説明される名詞と、具体的なものさしを結び付けましょう。

次は副詞を使い、人や物そのものではなく、動作のしかたを比べます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。