比較級・最上級・as ... asを条件から選ぼう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンで問題形式を技能へ振り分けました。今回は入試で混ぜて問われる比較級・最上級・as ... asを、条件から選びます。
目標は、日本語の「より・最も・同じ」だけに頼らず、対象数、程度関係、比較範囲を確認し、正しい形式と語形を決めることです。
おすすめの学び方
英文を作る前に「比べる尺度」「対象」「関係」の三つをメモします。その後で語形を選びます。
三つの比較形式を条件で分ける
| 条件 | 形式 | 例 |
|---|---|---|
| 二つを比べ、一方が上 | 比較級+than | Ken is taller than Taro. |
| 集団の中で一番 | the+最上級+範囲 | Ken is the tallest in his class. |
| 同じ程度 | as+原級+as | Ken is as tall as Taro. |
| 同じ程度ではない | not as+原級+as | Taro is not as tall as Ken. |
比較級や最上級の語形は、短い語なら-er・-est、長い語ならmore・most、不規則ならbetter・bestなどを選びます。
例題:条件を先に読む
Of the three bags, the blue one is (large).
Of the three bagsで三つの中の比較です。- 一番大きいという関係が必要です。
- largeはeで終わるためlargestです。
- 最上級なのでtheを使います。
答え:Of the three bags, the blue one is the largest.
thanがないから判断できないのではなく、比較範囲が最上級の手掛かりです。
例題:意味が同じになる形を選ぶ
This book is not as difficult as that one.
同じ尺度はdifficulty、対象はthis bookとthat oneです。「この本はあの本ほど難しくない」ので、あの本の方が難しいと分かります。
That book is more difficult than this one.と言い換えられます。向きを逆にしないことが大切です。
入試で確認する四点
- 二者か集団か。
- 同程度か差があるか。
- than・in・of・asなどの手掛かりは何か。
- 語形とtheが正しいか。
よくある間違い
more easierのように-erとmoreを重ねないでください。比較級を一つの方法で作ります。
また、the tallest thanのように最上級へthanを組み合わせず、二者比較と集団内一位を分けます。形式より先に状況を決めます。
自分で確かめよう
確認1:Tom is (old) than Ken.を完成させてください。
`older`です。thanがあり二者比較です。確認2:This is (beautiful) flower in the garden.を完成させてください。
`the most beautiful`です。庭の中で一番という範囲があります。確認3:Mika can run as (fast) as Emi.に入る形は何ですか。
原級`fast`です。asとasの間には原級を置きます。確認4:Ken is not as tall as Taro.では誰が背が高いですか。
Taroです。not as ... asはKenがTaroと同じ高さには達していないことを表します。まとめと次の一歩
比較形式は、尺度・対象・関係・範囲から選びます。二者差は比較級、集団内一位は最上級、同程度はas ... asです。
次は比較表現を書き換え、尺度・対象・向きの三要素を保てるか確認します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。