設問の根拠になる節を選んで答えよう
このレッスンの役割と目標
長い文の層が見えるようになったので、今回は高校入試の設問へつなげます。全文を訳しただけではなく、答えを支える節を選びます。
目標は、理由・時・条件・内容一致の問いを分類し、対応する節を根拠として示せることです。段落全体の要旨は扱いません。
おすすめの学び方
設問の疑問語へ丸をつけ、本文の接続詞と線で結びます。答えを先に想像せず、根拠節を先に確定します。
問いと根拠節を対応させる
| 設問 | 探す節・情報 |
|---|---|
| Why ...? | becauseなどの理由節 |
| When ...? | when節・時を示す語 |
| Under what condition ...? | if節 |
| What did X think/say/know? | that内容節 |
| Which is true? | 主節と追加情報の組み合わせ |
例題:理由を答える
本文:When Yuki got home, she called her friend because she wanted to ask about the homework.
設問:Why did Yuki call her friend?
- Whyなので理由を探します。
- because節は
because she wanted to ask about the homeworkです。 - 主語sheをYukiへ戻します。
答え:Because she wanted to ask about the homework.
When Yuki got homeは近くにありますが、電話した時であって理由ではありません。
内容一致は二つの節を組み合わせる
本文:Ken thought the bag was cheap, but he did not buy it because it was too small.
正しい選択肢を選ぶには、thought the bag was cheapだけで「Kenは買った」と推測してはいけません。but後の主節he did not buy itとbecause節の理由まで読みます。
正しい情報は「安いと思ったが、小さすぎたため買わなかった」です。
キーワード一致だけでは不十分
選択肢に本文と同じ単語があっても、否定、比較対象、理由の向きが変わっていることがあります。根拠となる節全体のS+Vと接続関係を照合します。
よくある間違い
設問の直前にある節を答えにすると、時を理由として選ぶことがあります。疑問語と接続詞の役割を対応させます。
また、一語だけ一致する選択肢へ飛びつかず、主語、否定、時制、比較対象まで確認します。
自分で確かめよう
確認1:Why did Taro stay home?への根拠としてwhen節とbecause節のどちらを優先しますか。
because節です。理由を示します。確認2:What did Emi say?ではどの節を探しますか。
sayの内容となるthat節、または省略されたthatを補える内容節です。確認3:If it rains, the game will be canceled.で「どんな条件なら中止か」への答えは何ですか。
`If it rains`、雨が降るという条件です。まとめと次の一歩
設問の疑問語を、because・when・if・thatなどの役割へ結び、節全体を根拠にします。キーワード一語ではなくS+Vと関係を照合します。
次は30語前後の初見文を節分けし、中心・追加情報・設問根拠まで一続きで診断します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。