LESSON 01

疑問・否定・助動詞の入試総合

誤文訂正で最初の規則違反を説明しよう

否定、疑問、助動詞、短答を混ぜた誤文から最初の規則違反を見つけ、理由付きで訂正する

誤文訂正で最初の規則違反を説明しよう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは、意味のまとまりから正しい語順を作りました。今回は、否定・疑問・助動詞・短い答えが混ざった誤文を、左から順に点検します。

目標は、最初の規則違反を「系列・時制・主語・基本形・意味・応答」のどれかへ分類し、正しい文と修正理由を説明できることです。次は、会話と短文の前後関係から表現を選びます。

おすすめの学び方

誤っている語だけを直さず、修正前後を一本の矢印で書きます。その下に「なぜ」を一行で添えると、同じ誤概念を別の問題でも見つけられます。

最初の違反から直す点検表

誤文訂正を六項目で点検する図 系列、時制、主語、動詞の基本形、助動詞の意味、会話の応答の順に点検し、最初の規則違反を直してから後ろへ進む。 見える誤りではなく、最初の原因を直す 1 系列be・do・助動詞 2 時制現在・過去 3 主語人称・数 4 基本形s・過去を外す 5 意味義務・助言など 6 応答前後と合うか Does Aya can swim? Can Aya swim? 助動詞canが疑問文を作るためdoesを使わない

系列の誤りを最優先する

Does Ken is busy?

busyの前にisがあるbe動詞系列なのにdoesを使っています。

Is Ken busy?

系列が違うまま後ろだけ直しても、文全体は正しくなりません。

時制と基本形を分けて見る

Did Aya visited Kyoto?

Didという時制選択は正しいですが、後ろのvisitedが基本形ではありません。

Did Aya visit Kyoto?

理由は「didが過去を受け持つため」です。

意味と応答も訂正の対象

The sign says “No Entry.” You don't have to enter.

文法上の形だけを見ると成立しますが、No Entryは「入る必要がない」ではなく「入ってはいけない」です。

You must not enter.

例題:二つの誤りを順に直す

Does usually Ken studies English?

  1. doesの直後には主語Kenを置く。
  2. usuallyは一般動詞studyの前へ置く。
  3. doesが三単現を受け持つためstudiesをstudyへ戻す。

Does Ken usually study English?

よくある間違い

正しい文だけを書いて理由を確認しないと、別の主語や時制で同じ誤りを繰り返します。

英語らしい音だけで判断すると、must notdon't have toのような文法的には正しい意味誤りを見逃します。

自分で確かめよう

確認1:He don't play tennis.の最初の規則違反と正しい文は何ですか。現在・三人称単数の主語Heにdoを使ったことです。He doesn't play tennis.とします。
確認2:Will Emi comes tomorrow?を理由付きで直してください。Will Emi come tomorrow?です。助動詞willの後ろは基本形だからです。
確認3:Did Ken come? — Yes, he was.を直してください。Yes, he did.です。質問の働く語didを短い答えでも使います。

まとめと次の一歩

誤文訂正は、系列、時制、主語、基本形、意味、応答の順に点検します。正しい文に加えて規則を説明すれば、目に見える誤りの奥にある原因を直せます。

次は、会話と短文の前後を証拠に、話し手の意図と空所表現を判断します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。