一つの内容を肯定・否定・疑問へ変えて比べよう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンまでに、三系統の文でnotの位置、疑問文の語順、短い答えを学びました。今回は、一つの内容を保ったまま肯定・否定・疑問へ変え、どの部分が変わるかを比べます。
目標は、最初に文をbe動詞・一般動詞・助動詞へ分類し、同じ系統の仕組みだけで三つの形を作ることです。時制や話題を途中で変えず、形の変化に集中します。
変えない芯と、動かす外側を分ける
be動詞系を三つに変える
肯定:Ken is at home.
否定:Ken is not at home.
疑問:Is Ken at home?
内容の芯はKen / at homeです。isの後ろへnotを置くか、isをKenの前へ出すかだけが変わります。
一般動詞系を三つに変える
肯定:Emi likes music.
否定:Emi does not like music.
疑問:Does Emi like music?
内容の芯はEmi / like musicです。肯定文のlikesに含まれていた現在・三単現の情報をdoesが受け取るため、否定・疑問ではlikeを基本形へ戻します。
助動詞系を三つに変える
肯定:They can speak English.
否定:They cannot speak English.
疑問:Can they speak English?
canの後ろへnotを置くか、canを主語の前へ出します。speak Englishは変えません。
例題:過去の内容を保って変換する
肯定:Aya visited Nara last Sunday.
一般動詞系の過去です。
否定:Aya did not visit Nara last Sunday.
疑問:Did Aya visit Nara last Sunday?
didを使っても、last Sundayという過去の内容は保たれます。didが過去を受け持つためvisitedをvisitへ戻します。
変換の四手順
- 文の話題・時間・意味を短くメモする
- be動詞・一般動詞・助動詞のどれか分類する
- 否定なら働く語+not、疑問なら働く語+主語にする
- 変換後も、誰が・いつ・何をする文かが同じか確認する
よくある間違い
形を変える途中で、Kenをheへ変えたりtodayをyesterdayへ変えたりすると、元の文と同じ内容を比較できません。また、一般動詞系へbe動詞系の仕組みを混ぜて、Is Emi like music?とする誤りがあります。
変換前に系統名を書き、終わったら元の文と主語・時間・内容を一つずつ照合します。
自分で確かめよう
確認1:They are busy.を否定文と疑問文にしてください。
They are not busy.とAre they busy?です。be動詞areを使います。確認2:Ken plays baseball.を否定文と疑問文にしてください。
Ken does not play baseball.とDoes Ken play baseball?です。doesが働き、playは基本形です。確認3:Emi will join us.を否定文と疑問文にしてください。
Emi will not join us.とWill Emi join us?です。助動詞willを使います。まとめと次の一歩
肯定・否定・疑問へ変換するときは、主語・時間・内容を保ち、三系統のどれか一つの仕組みだけを使います。変わるのは最初の働く語とnot・語順です。
次は、この設計図のどの段階でつまずいたかを診断し、次のbe動詞の否定セクションへ進めるか確かめます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。