疑問・否定・助動詞の入試到達診断に挑戦しよう
このレッスンの役割と目標
このコースでは、肯定・否定・疑問の設計図から、疑問詞、助動詞の意味、依頼・提案、短い答え、入試形式までを段階的に学びました。最後に、異なる形式を横断して到達度を診断します。
目標は、合計点だけで終わらず、間違いを「系列変換・疑問詞・応答・助動詞意味・語順・文脈」の技能へ戻し、次の学習を自分で決められることです。この診断を終えたら、次の文法コースへ進む準備が整います。
おすすめの学び方
一度目は資料を見ずに解きます。答え合わせでは正誤の横に技能名を書き、間違えた問題だけ、理由を説明してから別の文で解き直します。
六技能の到達地図
入試ミニ診断
答えを開く前に、六問を紙へ解いてください。
Emi visited Nara yesterday.を否定文にする。Someone helped Ken.の主語をたずねる。Can Aya swim?へ否定の短い答えをする。You ( ) take pictures here. The sign says “No Photos.”の空所を埋める。why / you / come / didn't / yesterdayを並べ替える。A: I feel sick. B: You ( ) go home and rest.の空所を埋める。
例題:答えを技能へ戻す
問題1では、一般動詞過去の否定を作ります。did notが過去を受け持つため、visitedをvisitへ戻します。
Emi did not visit Nara yesterday.
もしdid not visitedとしたなら、弱点は「系列変換」の中の基本形です。過去形の暗記ではなく、didの後ろに基本形を置く練習へ戻ります。
診断結果と戻り先
| 問題 | 正答 | 技能 | 間違えたときの戻り先 |
|---|---|---|---|
| 1 | Emi did not visit Nara yesterday. | 系列変換 | 一般動詞の否定・基本形 |
| 2 | Who helped Ken? | 疑問詞 | 主語疑問詞 |
| 3 | No, she can't. | 短答・応答 | 働く語と代名詞 |
| 4 | must not | 助動詞の意味 | 禁止と不必要 |
| 5 | Why didn't you come yesterday? | 整序・訂正 | 疑問詞+働く語+主語 |
| 6 | should | 会話文脈 | 体調への助言 |
到達の基準
- 正しい形を書ける。
- なぜその形・意味になるか一文で説明できる。
- 単語や主語を変えた別の文でも使える。
三つがそろえば、その技能は次の学習で使える基礎になっています。正答しても理由が言えない場合は、設計図を一度見直します。
よくある間違い
六問中何問という合計だけで判断すると、同じ弱点が次のコースでも残ります。問題番号ではなく技能名で復習します。
答えを写した直後の再挑戦は、短期記憶で解けることがあります。少し時間を空け、主語・時制・場面を変えた問題でも確認します。
自分で確かめよう
確認1:問題2でWhyやWho didを使わない理由は何ですか。
知りたいのは人で、someoneが主語の席にあるからです。whoを主語として置き、didを使いません。確認2:問題4でdon't have toではなくmust notを使う理由は何ですか。
No Photosという標識が、撮影は不必要ではなく禁止だと示すからです。確認3:問題6でmustよりshouldが自然な理由は何ですか。
規則や強制ではなく、具合の悪い相手への助言だからです。まとめと次の一歩
疑問・否定・助動詞は、系列変換、疑問詞、応答、助動詞意味、整序・訂正、会話文脈の六技能に分けて診断できます。正答・理由説明・別の文への転用がそろった技能から、次の文法学習へ進みます。
間違えた技能だけ対応するレッスンへ戻り、別の文で解き直してください。それが高校入試で崩れない基礎になります。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。