LESSON 01

疑問・否定・助動詞の入試総合

入試総合を解く六つの判断ルートを作ろう

文の種類、系列、時制、主語、意味、応答の六判断を使って疑問・否定・助動詞の入試問題を分類する

入試総合を解く六つの判断ルートを作ろう

このレッスンの役割と目標

前のセクションまでは、否定文・疑問文・助動詞を技能ごとに練習しました。この最終セクションでは、それらが混ざる高校入試問題を、根拠を持って解き分けます。

目標は、問題を見たら「文の目的・系列・時制・主語・意味・応答」の六つを順に判断できることです。次のレッスンでは、このルートを使って肯定・否定・疑問を変換します。

おすすめの学び方

空所を見てすぐ単語を入れず、六つのうち何を問う問題かを余白に書きます。選択肢に頼らず設計図を先に決めると、似た形に惑わされません。

六つの判断ルート

疑問・否定・助動詞の入試問題を解く六判断 文の目的、be・一般動詞・助動詞の系列、現在か過去かという時制、主語、話し手の意味、自然な応答の順で判断する。 形を選ぶ前に、六つを順に確認 1 文の目的肯定・否定・質問・依頼 2 系列be・一般動詞・助動詞 3 時制現在・過去・未来 4 主語人称・単数・複数 5 意味能力・義務・助言など 6 応答前後の会話に合うか どの判断で止まったかが、復習する技能になる

形を決める四つの判断

例としてKen ( ) play soccer yesterday.を否定文にします。

  1. 目的は否定。
  2. playは一般動詞系列。
  3. yesterdayがあるので過去。
  4. 過去のdidは主語に関係なく使える。

Ken did not play soccer yesterday.

didが過去を受け持つため、playは基本形です。

意味と応答を決める二つの判断

You ( ) see a doctor. You look very sick.では、形だけならcanやmayも入ります。しかし「とても具合が悪い」という状況から助言を表すshouldが自然です。

You should see a doctor.

会話問題では、次の発言も証拠です。Can you help me?に対して、引き受けるならSure.、断るならSorry, I can't.など、目的に合う応答を選びます。

例題:六つの判断を使う

A: ( ) I use your pen? B: Sure. Here you are.

  • 目的:許可を求める。
  • 系列:助動詞。
  • 時制:今のこと。
  • 主語:I。
  • 意味:許可。
  • 応答:Sureとペンを渡している。

Can I use your pen?

よくある間違い

日本語の「できる」だけでcan、「しなければならない」だけでmustと一対一に決めると、場面に合わないことがあります。前後の文から話し手の目的を読みます。

選択肢を一つずつ当てはめる方法も不安定です。まず系列と時制を決めれば、多くの誤答をまとめて外せます。

自分で確かめよう

確認1:She ( ) not busy yesterday.では、どの系列と時制ですか。be動詞系列の過去です。She was not busy yesterday.となります。
確認2:( ) Ken visit Kyoto last week?では、何を先に判断しますか。visitが一般動詞、last weekが過去なのでDidを選びます。Did Ken visit Kyoto last week?です。
確認3:You ( ) be quiet in the library.では、どんな意味が手がかりですか。図書館で静かにする必要・規則が手がかりです。mustまたはhave toが文脈に合います。

まとめと次の一歩

入試総合では、文の目的、系列、時制、主語で形を決め、話し手の意味と前後の応答で最終確認します。止まった判断が、そのまま復習すべき技能です。

次は、肯定・否定・疑問を同じ設計図の変形として整理します。

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