LESSON 01

canで能力・許可を表そう

canの能力・許可・依頼を場面から見分けよう

主語、相手、場面、期待される答えからcanの能力・許可・依頼を分類し、語順と応答を校正する

canの能力・許可・依頼を場面から見分けよう

このレッスンの役割と目標

ここまで、canの能力、否定、疑問、許可、依頼を一つずつ学びました。今回は、同じcanを形だけで訳さず、場面に合う意味と返事を選びます。

目標は、主語、話し相手、目の前の状況、期待される反応という四つの手がかりから、能力・許可・依頼を分類し、誤った語順や応答を直せることです。次はこのセクション全体の到達診断です。

おすすめの学び方

英文を見る前に場面を一言で説明し、その後で四つの手がかりを確認します。日本語訳を暗記するのではなく、会話の目的を当てましょう。

四つの手がかりで判断する

canの能力・許可・依頼を判断する流れ 主語がIで相手の判断を待つなら許可、主語がyouで今の行動を求めるなら依頼、それ以外でできるかを述べたり尋ねたりするなら能力や可能性と判断する。 canの意味を決める四つの手がかり 1 主語はだれか 2 相手はだれか 3 今の状況は何か 4 どんな反応を求めているか 能力・可能できるかを知る・述べるKen can swim.Can you swim? 許可Iの行動に判断を求めるCan I use this?Sure. 依頼youに今の行動を求めるCan you help me?Of course. 形 → 場面 → 会話の目的 → 意味と応答 形が同じでも目的が違えば、自然な返事も変わる

判断手順

  1. canの後ろが基本形か、疑問ならCanが先頭かを確認します。
  2. 主語がIなら、相手の許可を待っているかを考えます。
  3. 主語がyouなら、今すぐ行動してほしい依頼かを考えます。
  4. 能力の有無を知る・述べる場面なら能力または可能性です。
  5. 最後に、会話の目的に合う返事を選びます。

具体例:一つの文を二つの場面で読む

Can you speak English?

英語力を確認する面接なら能力質問で、Yes, I can.が合います。

英語が必要な観光客への対応を頼む場面なら、「英語で話してもらえますか」という依頼になり、Sure.と行動につなげるのが自然です。

語順も同時に点検する

意味が許可や依頼でも、形の原則は同じです。

Can I use this chair?

Can you help us?

Canの後ろに主語、その後ろに基本形を置きます。doを足したり、動詞にsを付けたりしません。

よくある間違い

Can you...?を見た瞬間に「〜してくれますか」と訳すと、能力質問を誤読します。訳より先に場面を確認してください。

また、依頼にYes, I can.とだけ答える、許可にYes, I can.と答えるなど、話し手の立場を無視しないことが大切です。

自分で確かめよう

確認1:生徒が先生にCan I go home now?と聞きました。何の意味ですか。帰宅する許可を求めています。
確認2:友達が重い箱を指してCan you help me?と言いました。何の意味で、どう答えますか。依頼です。引き受けるならSure.やOf course.と答えます。
確認3:入部テストでCan you run five kilometers?と聞かれました。何を確認していますか。5キロメートル走れる能力・可能性を確認しています。

まとめと次の一歩

canの能力・許可・依頼は、文の形だけでなく、主語、相手、状況、期待される反応から判断します。語順の原則は共通でも、会話の目的により自然な返事が変わります。

次は、canの意味・形・応答をまとめて使い、弱点を診断します。

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