canの能力・許可・依頼を場面から見分けよう
このレッスンの役割と目標
ここまで、canの能力、否定、疑問、許可、依頼を一つずつ学びました。今回は、同じcanを形だけで訳さず、場面に合う意味と返事を選びます。
目標は、主語、話し相手、目の前の状況、期待される反応という四つの手がかりから、能力・許可・依頼を分類し、誤った語順や応答を直せることです。次はこのセクション全体の到達診断です。
おすすめの学び方
英文を見る前に場面を一言で説明し、その後で四つの手がかりを確認します。日本語訳を暗記するのではなく、会話の目的を当てましょう。
四つの手がかりで判断する
判断手順
- canの後ろが基本形か、疑問ならCanが先頭かを確認します。
- 主語がIなら、相手の許可を待っているかを考えます。
- 主語がyouなら、今すぐ行動してほしい依頼かを考えます。
- 能力の有無を知る・述べる場面なら能力または可能性です。
- 最後に、会話の目的に合う返事を選びます。
具体例:一つの文を二つの場面で読む
Can you speak English?
英語力を確認する面接なら能力質問で、Yes, I can.が合います。
英語が必要な観光客への対応を頼む場面なら、「英語で話してもらえますか」という依頼になり、Sure.と行動につなげるのが自然です。
語順も同時に点検する
意味が許可や依頼でも、形の原則は同じです。
Can I use this chair?
Can you help us?
Canの後ろに主語、その後ろに基本形を置きます。doを足したり、動詞にsを付けたりしません。
よくある間違い
Can you...?を見た瞬間に「〜してくれますか」と訳すと、能力質問を誤読します。訳より先に場面を確認してください。
また、依頼にYes, I can.とだけ答える、許可にYes, I can.と答えるなど、話し手の立場を無視しないことが大切です。
自分で確かめよう
確認1:生徒が先生にCan I go home now?と聞きました。何の意味ですか。
帰宅する許可を求めています。確認2:友達が重い箱を指してCan you help me?と言いました。何の意味で、どう答えますか。
依頼です。引き受けるならSure.やOf course.と答えます。確認3:入部テストでCan you run five kilometers?と聞かれました。何を確認していますか。
5キロメートル走れる能力・可能性を確認しています。まとめと次の一歩
canの能力・許可・依頼は、文の形だけでなく、主語、相手、状況、期待される反応から判断します。語順の原則は共通でも、会話の目的により自然な返事が変わります。
次は、canの意味・形・応答をまとめて使い、弱点を診断します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。