LESSON 01

mustとhave toで必要を表そう

mustとhave toを必要の理由から選ぼう

話し手自身の強い判断と規則・状況からの必要を手がかりにmustとhave toを選び、文脈上どちらも可能な場合を理解する

mustとhave toを必要の理由から選ぼう

このレッスンの役割と目標

前の二つのレッスンで、mustとhave toの肯定文を学びました。どちらも「〜しなければならない」ですが、文脈によって必要の見え方が少し異なります。

目標は、話し手自身の強い判断と、規則・状況から生じる必要を手がかりに表現を選び、両方使える場面も説明できることです。次は時を過去・未来へ広げます。

おすすめの学び方

文の外側に「誰が必要だと決めたか」「なぜ必要か」を書きます。日本語訳だけで機械的に一方を選ばないでください。

必要の出どころを見る

mustとhave toを必要の理由から比較する図 話し手が内側から強く必要だと判断する場合はmustが自然で、規則・予定・状況など外側の条件による場合はhave toが自然。実際には重なる場面もある。 必要はどこから来るか must話し手の強い判断I must call my grandmother.自分が忘れてはいけないと思う強い指示・規則にも使える have to規則・予定・状況I have to take the last train.時刻表という条件がある主語や時制で形が変わる 意味が重なり、どちらも自然な場面もある入試では前後の文と文法条件を合わせて判断

話し手の強い判断

I must remember her birthday.

話し手が自分に言い聞かせるような強い必要です。

規則・状況による必要

We have to submit the form by Friday.

締め切りという外側の条件があります。

どちらも使える場面

教師がYou must finish this today.と言えば強い指示です。生徒が締め切りを説明してWe have to finish this today.と言うこともできます。現実の英語では意味が重なるため、「絶対に交換できない」とは考えません。

例題:理由を読む

The library closes at six, so we (must / have to) leave now.では、閉館時刻という状況が理由です。have toが自然です。

We have to leave now.

ただし話し手が強く命じる文脈ならmustも可能です。問題では前後の手がかりを優先します。

よくある間違い

mustはいつも内側、have toはいつも外側と絶対化しないでください。これは選択を助ける基本的な傾向です。

また、日本語が同じだから形も同じとは限りません。have toは主語・時制によってhas to、had toなどへ変化します。

自分で確かめよう

確認1:校則のため制服を着る必要がある場合、どちらが自然ですか。We have to wear uniforms.のように、規則からの必要を表すhave toが自然です。mustも規則を強く伝える場合には可能です。
確認2:自分に「今日こそ勉強しなければ」と強く言う場合はどちらが自然ですか。I must study today.が自然です。
確認3:mustとhave toは決して同じ場面で使えませんか。いいえ。意味が重なる場面もあり、話し手が必要をどう捉えているかで選びます。

まとめと次の一歩

mustは話し手の強い判断、have toは規則・予定・状況からの必要が中心ですが、意味は重なります。文法条件と前後の文脈を合わせて選びます。

次は、have toをhad to・will have toへ変えて、過去と未来の必要を表します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。