LESSON 01

文章の中で時制をそろえよう

普遍的な事実と発言の中の時制を見分けよう

過去の文章内でも普遍的事実は現在形になり、直接の発言は発言時の形を保つことを見分ける

普遍的な事実と発言の中の時制を見分けよう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは、時間表現による正当な時制変更を学びました。今回は、過去の文章の中でも現在形が現れる二つの場面、普遍的な事実と直接の発言を扱います。

目標は、過去の出来事、今も変わらない事実、引用符の中の発言を役割で分け、機械的にすべてを過去形へ変えないことです。間接話法の時制の一致は扱いません。

過去の文章にある三つの部屋

過去の文章で過去形、普遍的事実の現在形、引用内の形を分ける図 過去の出来事は過去形、今も変わらない科学的事実は現在形、引用符の中はその発言で使われた時制を保つ三つの部屋に分かれる。 形を決めるのは文章内の役割 過去の出来事We learned ...授業で学んだ過去形普遍的な事実The earth goes ...今も変わらない現在形直接の発言“I am happy.”引用内の時点発言の形を保つ 周りが過去形でも、役割が違えば現在形が正しいことがある

例題1:今も変わらない事実

We learned that the earth goes around the sun.

learnedは授業で学んだ過去の出来事です。the earth goes around the sunは今も変わらない事実なので現在形goesを使います。

中学英語では、科学的事実や一般的に変わらない内容を現在形で表すことが基本です。

例題2:直接の発言

Yuki said, “I am happy now.”

saidは過去ですが、引用符の中はYukiがそのとき実際に言った言葉です。発言時のnowに合わせたamを保ちます。

引用符の外と中を別の部屋として読むと、saidがあるからamをwasへ直すという誤りを防げます。

具体例:三つの役割がある文章

Yesterday, our teacher showed us a map and said, “Japan has four main islands.”

showedとsaidは昨日の出来事です。引用の中は先生の発言で、Japan has four main islands.は今も成り立つ内容です。すべてを過去形へ変える必要はありません。

見分ける手順

  1. 文章の過去の出来事へ下線を引く
  2. 「今も成り立つか」と問い、普遍的事実を囲む
  3. 引用符があれば、その内側を発言時の文として読む
  4. 形の違いを役割で説明する

よくある間違い

過去の文章だからThe sun rose in the east.とすると、特定の日に日の出があった話にはなっても、「太陽は東から昇る」という一般的事実の説明にはなりません。一般的事実ならThe sun rises in the east.です。

また、直接話法と間接話法を混ぜないことが大切です。このレッスンでは引用符の中に実際の発言を置く形だけを扱います。

自分で確かめよう

確認1:We learned that water (boiled / boils) at 100 degrees Celsius.ではどちらが基本ですか。boilsです。水が摂氏100度で沸騰するという一般的な事実を表します。
確認2:Ken said, “I (am / was) busy now.”と直接の発言を引用するならどちらですか。amです。引用符の中はKenがそのとき言った形を保ち、nowも発言時を指します。
確認3:過去の文章で現在形があれば、必ず誤りですか。いいえ。今も変わらない普遍的事実や、引用符の中の発言では現在形が正しいことがあります。

まとめと次の一歩

過去の出来事は過去形、今も変わらない普遍的事実は現在形、直接の発言は引用内の形を保ちます。周りの時制だけでなく、文章内の役割を見て選びます。

次は、これまでの判断を使い、時制が不自然に揺れる文章から本当に直すべき箇所だけを見つけます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。